月別: 2021年4月

2021年4月30日-2 花粉情報

4月も本日で最後です。年度毎の4月の飛散数です。

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他
2000年 915.4 804.1 2699.4
2001年 211.6 464.8 2272.3
2002年 57 104.1 1598.3
2003年 323.1 200.1 1628.9
2004年 49.1 59 1422.9
2005年 1794.2 2843.6 5103.5
2006年 84.3 79.8 763.2
2007年 59.2 81.6 914.6
2008年 124.8 304 2133.1
2009年 123.3 653.1 2383.9
2010年 41.2 54.8 792.3
2011年 577.8 1709.9 5813.4
2012年 146.6 132.3 803
2013年 31.7 257.2 1574.4
2014年 39.8 410.3 1964
2015年 34.1 96.3 1248.7
2016年 73.3 437.6 2185.3
2017年 209.5 262.3 1655
2018年 88.8 1534.4 5242.4
2019年 156.2 880.9 1961.2
2020年 14.4 144.6 1305.3
2021年 52.2 144.1 1282.8

予想通りスギは昨年より多くなりましたが、ヒノキはほぼ同じでした。


2021年4月30日-1 花粉情報

雨は未明に止み、明け方には晴れました。風も弱い南風(1〜2m/s)に代わり、そのために気温が上昇(午前8時:19.5℃)、その後も気温の上昇が続き(午後2時:18.5℃)。KH-3000の測定値は朝までほぼ0個/m3/時のまま推移しました。午前6時頃から測定値が記録され、午後にはやや強い南風が吹き(8〜10m/s)、KH-3000の測定値が大きくなりました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜9:00 0.0 0.6 5.2 0.5
9:00〜23:00 0.0 1.2 54.1 6.5
4/30 0.0 1.8 59.3 7.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉1.8個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、今月中の飛散終了とはなりませんでした。その他の花粉は59.3個/cm2でした。
本日は、その他の花粉が大半で、内訳はシラカンバ4.3個/cm2、ハンノキ0.6個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ6.4個/cm2、クヌギ0.9個/cm2)、マツ16.3個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ8.6個/cm2、ケヤキ1.5個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明19.8個/cm2(内イチョウ1.2個/cm2、クリ6.7個/cm2、テウチグルミ0.3個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は7.0個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。また、大気の乾燥による炎症及び寒暖差による刺激症状も否定できません、雨で一息つけましたが、もう暫くご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月29日 花粉情報

未明から小雨が続き、やや強い南風が吹いた(6〜10m/s)ために気温も高い朝となり(午前7時:17.0℃)、日中は一時薄曇りとなりましたが、その後の気温はほとんど変わりませんでした(午後2時:18.5℃)。KH-3000の測定値はほぼ0個/m3/時のまま推移しました。雨は一日中続き、夜に本格化しましたが強い雨にはならず、プレパラートの汚れはなく、ワセリンも剥がれませんでした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/29 0.0 0.0 9.9 0.2

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.0個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われます。その他の花粉は9.9個/cm2でした。
本日は、その他の花粉も少なく、内訳はシラカンバ0.9個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.6個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ1.5個/cm2、イネ科0.3個/cm2、ソメイヨシノ0.6個/cm2、ケヤキ0.3個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明4.0個/cm2(内イチョウ0.6個/cm2、クリ0.9個/cm2、テウチグルミ0.3個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は0.2個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われましたが、本日は一日雨が続き休日で工事もなかったのでプレパラートの汚れはありませんでした。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。雨で一息つけましたが、もう暫くご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月28日 花粉情報

朝は晴れて気温も高く(午前5時:12.5℃)。その後も気温は上昇して午前10時には20.0℃を超えました。日中は一時薄曇りとなりましたが雨は降りませんでした。KH-3000の測定値は低いまま推移しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/28 0.9 0.6 37.0 6.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.9個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.6個/cm2(少ない)でした。どの花粉も汚れていましたので再飛散の花粉と考えられます。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか条件が整わず、終わりません。その他の花粉は37.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ3.1個/cm2、ハンノキ0.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ2.8個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ3.4個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ7.1個/cm2、ケヤキ2.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明15.4個/cm2(内イチョウ1.5個/cm2、クリ5.6個/cm2、テウチグルミ0.3個/cm2)で、クリが目立ちました。
当院のKH-3000の測定値は6.3個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

汚れを伴う花粉


2021年4月27日 花粉情報

晴れましたが、朝の気温は本日も低く(午前5時:10.0℃)。その後も晴れでしたが、気温は昨日同様に低く(午後3時:18.5℃)、KH-3000の測定値は最近数日と比較すると大変低く推移しました。測定値は風の強さとは相関していませんでしたので、近隣の工事の影響が大きいと考えられました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/27 0.0 0.6 29.6 4.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.6個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は29.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ2.8個/cm2、ハンノキ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ5.2個/cm2、クヌギ0.3個/cm2)、マツ5.2個/cm2、イネ科0.6個/cm2、ソメイヨシノ6.2個/cm2、ケヤキ0.6個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明11.1個/cm2(内イチョウ0.9個/cm2、クリ3.1個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は4.5個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

クリ花粉?

オオバヤシャブシ花粉


2021年4月26日 花粉情報

夜間は晴れましたが、朝の気温は低く(午前5時:10.0℃)。その後晴れても北風が吹き、気温は昨日までと比較して低く(午後3時:18.5℃)、KH-3000の測定値も最近数日と比較すると大変高く推移しました。北風ですが、さほど強くなく(3〜5m/s)、測定値は風の強さとは無関係に計測されていましたので、風向きと近隣の工事の影響が大きいと考えられました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/26 0.6 2.2 52.2 17.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.6個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉2.2個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は52.2個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ6.5個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.9個/cm2、クヌギ0.9個/cm2)、マツ5.6個/cm2、イネ科3.1個/cm2、ソメイヨシノ10.2個/cm2、ケヤキ1.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明17.6個/cm2(内イチョウ1.5個/cm2、ヨモギ?0.3個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は17.9個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

その他の花粉(キク科またはヨモギの花粉?)


2021年4月25日 花粉情報

夜間は晴が続きましたが朝から一時曇りましたが、朝の気温も思いの外高く(午前5時:13.5℃)。その後も気温は比較的高く(午後2時:20.0℃)、KH-3000の記録数も最近の数日と比較すると低く推移しましたが、原因が良くわからないまま夜になり急に測定値が大きくなりました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/25 0.0 0.3 34.0 7.7

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は34.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ4.0個/cm2、ハンノキ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.6個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ4.0個/cm2、イネ科2.2個/cm2、ソメイヨシノ4.9個/cm2、ケヤキ1.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明9.9個/cm2(内イチョウ0.9個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は7.7個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

クリと思われる花粉


2021年4月24日 花粉情報

晴が続き、朝の気温も昨日と変わらず(午前5時:10.5℃)。その後も晴れでしたが気温はさほど上がらず(午後2時:20.0℃)、KH-3000の記録数も最近の数日と比較すると低く推移しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/24 0.0 0.3 23.8 4.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われます。その他の花粉は23.8個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ2.8個/cm2、ハンノキ0.0個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.6個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ1.5個/cm2、イネ科4.6個/cm2、ソメイヨシノ6.5個/cm2、ケヤキ0.3個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明7.1個/cm2(内イチョウ0.6個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は4.9個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月23日 花粉情報

晴が続きましたが本日はやや寒い朝を迎えました(午前5時:10.0℃)。その後も晴れでしたが気温が上がらず(午後2時:26.8℃0、KH-3000の記録数は最近の数日と比較すると低く推移しました。ところが午後2時過ぎに風力と風向きが変わると(北寄り〜南寄り)観測数が多くなり、風が弱くなると測定値も減少しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/23 0.0 0.3 11.4 5.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われます。その他の花粉は11.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ2.5個/cm2、ハンノキ0.0個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.3個/cm2、クヌギ0.3個/cm2)、マツ1.5個/cm2、イネ科0.3個/cm2、ソメイヨシノ3.1個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明3.4個/cm2(内イチョウ0.0個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は5.5個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。


2021年4月22日-2 花粉情報

快晴が続き、本日も暖かい朝を迎えました(午前5時:14.0℃)。その後も晴れて気温が上がり(午後2時:26.8℃)、昼前からやや強い風が吹き(5〜8m/s)、曇り空となるとKH-3000の記録数は昨日以上に上昇したまま続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/22 0.3 2.2 75.6 19.8

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉2.2個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は75.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ10.5個/cm2、ハンノキ4.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、コナラ属(コナラ6.8個/cm2、クヌギ2.5個/cm2)、マツ6.8個/cm2、イネ科4.9個/cm2、ソメイヨシノ13.3個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明24.7個/cm2(内イチョウ2.5個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は19.8個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。

スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月22日-1 花粉情報

ここ数日、眼の痒みを訴える患者さんが増えています。スギ花粉の飛散は終了し、ヒノキ花粉の飛散も僅かです。一点気になる点があります。3日晴天が続き、大気が極端に乾燥していることです。最小湿度が1815%1922%2023%21日も15%と大変乾燥していました。本日も日中は快晴でした。乾燥による結膜炎や鼻前庭炎などが心配されます。


2021年4月21日 花粉情報

快晴が続き、大変暖かい朝を迎えました(午前6時:16.5℃)。その後も晴れて気温が上がり(午後4時:24.0℃)、昼前からやや強い風が吹き(5〜7m/s)、KH-3000の記録数は増加したまま風が弱まる午後8時頃まで続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/21 0.0 5.2 89.5 21.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉5.2個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は89.5個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ25.6個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ2.8個/cm2、クヌギ2.5個/cm2)、マツ4.3個/cm2、イネ科4.9個/cm2、ソメイヨシノ16.4個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明31.5個/cm2(内イチョウ2.5個/cm2)でした。
当院のK-H3000の測定値は21.0個/m3/時(非常に多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。

スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

マツ、ヒノキ、シラカバ花粉

マツ、ソメイヨシノ花粉

ブナ科花粉

花粉の集落


2021年4月20日 花粉情報

快晴が続き、暖かいまま朝を迎えました(午前5時:12.0℃)。その後も晴れて気温が上がり(午後2時:23.5℃)、午後にやや強い風が吹き(6〜8m/s)、KH-3000の記録は夜間一桁が続きましたが日中は次第に増加しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/20 0.0 0.9 25.9 11.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.9個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は25.9個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ5.9個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ0.6個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ0.6個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ4.6個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明10.5個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は11.0個/m3/時(やや多い)でした。
KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントし、若干スギ、ヒノキ以外の花粉あるいは大気中の汚染物質の影響を受けていると思われます。非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉が原因かも知れません。ご注意ください。


2021年4月19日-2 花粉情報

晴が続き、暖かいまま朝を迎えました(午前5時:12.0℃)。KH-3000の記録は夜間も二桁が続き、日中も晴れて気温が上がり(午後1時:20.5℃)、風が吹いたため(4〜5m/s), スギ、ヒノキ以外の花粉の飛散が続いたと考えられます。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/19 0.0 0.9 33.3 11.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.9個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても0.9個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は33.3個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ6.8個/cm2、ハンノキ1.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ1.2個/cm2、クヌギ0.9個/cm2)、マツ2.8個/cm2、イネ科3.1個/cm2、ソメイヨシノ5.9個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明10.7個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は11.9個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月19日-1 花粉情報

飛散終了日と最大飛散日

   年度 スギ飛散終了 スギ花粉最大飛散日
(飛散数)
H13(2001) 4月25日 3月7日(554.6個/㎠)
H14(2002) 4月12日 3月1日(543.8個/㎠)
H15(2003) 5月 1日 3月28日(479.0個/㎠)
H16(2004) 4月19日 2月26日(29.6個/㎠)
H17(2005) 5月 5日 3月18日(1631.8個/㎠)
H18(2006) 4月26日 2月23日(90.1個/㎠)
H19(2007) 4月15日 3月6日(150.6個/㎠)
H20(2008) 4月22日 3月12日(610.8個/㎠)
H21(2009) 4月27日 2月16日(1172.8個/㎠)
H22(2010) 4月16日 3月11日(358.6個/㎠)
H23(2011) 5月 4日 3月16日(1430.9個/㎠)
H24(2012) 4月25日 3月7日(286.4個/㎠)
H25(2013) 4月13日 3月10日(1222.5個/㎠)
H26(2014) 4月24日 3月21日(209.9個/㎠)
H27(2015) 4月20日 3月11日(335.8個/㎠)
H28(2016) 4月17日 3月9日(533.6個/㎠)
H29(2017) 4月26日 3月7日(158.6個/㎠)
H30(2018) 4月26日 3月4日(446.6個/㎠)
H31(2019) 5月 5日 3月22日(540.7個/㎠)
R2(2020) 4月 6日 2月23日(380.9個/㎠)
R3(2021) 4月15日 2月23日(534.9個/㎠)

最大飛散日が2月であったのは、2001年以後5年(2004、2006、2009、2020と本年)のみでした。


2021年4月18日 花粉情報

昨夜から強い雨が降り、未明の0〜1時には1時間値11mmの強雨が降りました。ところが未明には曇り、明け方には快晴となり、冷えていた(午前5時:14.0℃)気温もその後上昇、KH-3000の記録は午前5時まで0個/m3/時が続きました。その後午前6時〜8時には強い風が吹き(10〜12m/s)、次第に測定値が増え始めましたので、午前8時にプレパラートの交換をしました。交換後も風が強く、多くの飛散が続きました(KH-3000)。「雨上がりには花粉が飛散する」、これはスギ、ヒノキだけの例えでは無いようです。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
PM11:00〜AM8:00 0.0 0.0 8.6 1.2
AM8:00〜PM11:00 0.0 4.6 74.1 9.8
4/18 0.0 4.6 82.7 11.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉4.6個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても4.6個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は82.7個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ14.5個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ4.3個/cm2、クヌギ6.2個/cm2)、マツ2.8個/cm2、イネ科3.4個/cm2、ソメイヨシノ16.1個/cm2、ケヤキ4.3個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明29.3個/cm2でした。
当地でもカバノキ科は無視できない飛散が認められ、一時減少していましたが、再び多く飛散しました。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。)も再び飛散しました。

スギは収束いたしました。当院のKH-3000の測定値は11.0個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。風が強かった本日は、若干浮遊粒子あるいはその他の花粉をカウントしたようです。非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外かも知れません。ご注意ください。

花粉飛散終了日:『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日と定義されています。つまり、当地のスギ花粉の飛散終了日は4月15日となりました。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月17日 花粉情報

未明に小雨、夜間は曇り、明け方まで暖かく(午前6時:15.5℃)、昼前からやや風も吹き(5〜8m/s)、日中は気温が上がりませんでした (午前11時:17.8℃)、降ったり止んだりの天気が夕方から本降りになりました。KH-3000の記録は一桁から0個/m3/時が続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/17 0.0 0.3 5.6 2.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても0.3個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉も5.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、内訳はシラカンバ0.9個/cm2、ハンノキ0.0個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.6個/cm2、クヌギ0.0個/cm2)、マツ0.0個/cm2、イネ科0.0個/cm2、ソメイヨシノ0.3個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明3.7個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少しました。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。)は減少しました。そろそろ収束すると思われます。
当院のKH-3000の測定値は2.5個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。

花粉飛散終了日:『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日と定義されています。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月16日 花粉情報

未明から晴れ、明け方の気温も上がり(午前5時:9.5℃)、風も弱く(1〜2m/s)、日中も気温が上がり(午前10時:15.0℃)、一時小雨が降りましたが穏やかな天気が続き、KH-3000の記録は一桁が続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/16 0.0 0.3 10.8 3.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても0.3個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は10.8個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、内訳はシラカンバ2.2個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.3個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ0.3個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ1.5個/cm2、ケヤキ0.6個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明3.1個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少しました。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。)は減少し、そろそろ収束すると思われます。
当院のKH-3000の測定値は3.3個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。

花粉飛散終了日:『空中花粉測定と花粉情報標準化』委員会の基準では飛散終了期に、3日連続して、ダーラム法で0個/㎝2/日の観測数が記録された最初の日の前日と定義されています。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月15日 花粉情報

未明まで曇り、明け方から晴れました。とはいえ、昨夜からの冷え込みは強く、朝の気温は低く(午前6時:7.5℃)、風がやや強く吹きました(4〜6m/s)。日中も気温が上がりませんでした(午後1時:20.0℃)。KH3000の記録は0個/m3/時が続きましたが、「雨上がりは花粉が飛ぶ」の例え通り、雨が上がった明け方から比較的強い風が吹き(5〜7m/s)、測定値が上昇しました(スギ、ヒノキ花粉とは限りません)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/15 0.3 1.2 52.5 9.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉1.2個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても1.5個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は52.5個/cm2でした。本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりも圧倒的に多く観測され、内訳はシラカンバ8.6個/cm2、ハンノキ0.6個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ2.2個/cm2、クヌギ3.1個/cm2)、マツ4.9個/cm2、イネ科5.9個/cm2、ソメイヨシノ10.5個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明15.7個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少してきました。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。川岸の道が落花で埋め尽くされています。)が目立ちました。
当院のKH-3000の測定値は9.5個/m3・時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干その他の花粉や汚染粒子をカウントしているようです。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月14日 花粉情報

未明は曇り、明け方から雨が降り出しましたが朝の気温は高く(午前6時:18.0℃)、風が強く(6〜8m/s)、気温は日中も高く(午後1時:20.0℃)、雨が降り続き、KH-3000は0個/m3/時が続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/14 0.0 1.9 7.1 0.2

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉1.9個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても1.9個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は7.1個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、内訳はシラカンバ0.6個/cm2、ハンノキ0.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ0.6個/cm2、クヌギ0.0個/cm2)、マツ0.9個/cm2、イネ科0.3個/cm2、ソメイヨシノ0.3個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明3.7個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少しました。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。川岸の道が落花で埋め尽くされています。)はピークを越えました。
当院のKH-3000の測定値は0.2個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。今回の雨の影響は受けていないようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

ヒノキ花粉とその他の花粉

クロマツ花粉

クヌギ花粉

アカマツ花粉

 


2021年4月13日 花粉情報

未明に小雨が降り、朝の気温は高く(午前6時:14.5℃)、風が穏やかで日中も気温は上がっても重い曇り空が続きました。そのため花粉の飛散は少ないようで、KH-3000の測定値は時間あたり一桁が続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/13 0.3 0.6 16.4 2.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉0.6個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても0.9個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は16.4個/cm2でした。本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ1.9個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.0個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ3.7個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ1.5個/cm2、ケヤキ0.3個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明6.2個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少しています。ソメイヨシノ(虫媒花です。目黒川沿いの桜は散り始めました。川岸の道が落花で埋め尽くされています。)はピークを越えました。
当院のKH-3000の測定値は2.9個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子(大気汚染物質)に僅かに反応するようです。3月は記録的に暖かく、イネ科花粉が早くも観測されています。

本日、佐橋 紀男先生から全国の飛散状況に関する情報、つまり「スギ花粉は九州や本州でも終息している地点がでてきました。」とお知らせいただきました。

花粉自動計測器(KH-3000)

ハンノキ花粉

イネ科花粉


2021年4月12日 花粉情報

晴れが続き、朝の気温も高く(午前6時:10.5℃)、風が穏やかで日中は暖かく(午後2時:17.5℃)、KH-3000の測定値は少ない状況(時間あたり一桁)が朝まで続き、日中はやや観測数が多くなりました(近隣の工事実施の間)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/12 0.0 3.1 32.4 6.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉3.1個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても3.1個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は32.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ0.0個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ1.5個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ2.8個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ4.0個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明0.0個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められていましたが、減少しています。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われます。
当院のKH-3000の測定値は6.5個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子(大気汚染物質)に僅かに反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月11日 花粉情報

未明から晴れて、朝の気温は昨日と変わらず(午前6時:8.5℃)、風が穏やかで日中は暖かく(午後2時:17.5℃)、晴れが続く中でKH-3000の測定値は少ない状況(時間あたり一桁)が1日続きました。スギ花粉飛散期では初めての事と思われます(花粉が少なく、大気の汚れがない状況と考えられました)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/11 1.9 1.2 15.7 3.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉1.9個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉1.2個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても3.1個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は15.7個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ0.6個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.9個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ1.9個/cm2、イネ科0.6個/cm2、ソメイヨシノ2.5個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明6.8個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツの割合が増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われます。
当院のKH-3000の測定値は3.3個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に僅かに反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

ヒノキ花粉

スギ花粉

コナラ花粉

クヌギ花粉


2021年4月10日 花粉情報

未明から明け方まで小雨、朝一時曇りのち晴れ、気温は昨日より下がり(午前6時:8.0℃)ました。KH-3000の測定値は少ない状況が1日続き、一時やや強い風が吹き、気温が上がりません(午後1時:14.0℃)でした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/10 2.5 4.0 50.9 7.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉2.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉4.0個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても6.5個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は50.9個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ1.2個/cm2、ハンノキ2.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.9個/cm2、クヌギ3.1個/cm2)、マツ7.1個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ6.5個/cm2、ケヤキ1.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明23.8個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われましたが、まだ観測されます。
当院のKH-3000の測定値は7.3個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月9日 花粉情報

未明から晴れ、気温は昨日より下がり(午前6時:9.0℃)ました。KH-3000の測定値は少なく推移、朝からやや多くなり夕方から急に上昇しました。夕方から小雨になり、風向きが変わりました(北向きから南向き)ので影響されたようです。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/9 4.3 20.7 98.0 17.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉4.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉20.7個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせると25.0個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は98.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ8.6個/cm2、ハンノキ3.1個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ7.1個/cm2、クヌギ3.7個/cm2)、マツ15.1個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ11.7個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明48.1個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われましたが、まだ観測されます。
当院のKH-3000の測定値は17.9個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

判断に悩む花粉の集落


2021年4月8日 花粉情報

未明から晴れ、気温は昨日より上がり(午前6時:11.5℃)ました。KH-3000の測定値は未明に上昇、その後はほぼ1日「非常に多い」レベルのカウントが続きました。本日、はなこさんは関東全域で測定値の上昇は認められていませんので、当院のKH-3000はスギ、ヒノキ以外の花粉(その他)を計測したものと思われます。夕方小雨が降り、測定値は大きく減少しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/8 2.5 13.0 90.4 16.8

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉2.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉13.0個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせると15.5個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は90.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ14.2個/cm2、ハンノキ3.7個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、コナラ属(コナラ9.6個/cm2、クヌギ7.4個/cm2)、マツ10.8個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ8.3個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明33.3個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたようです。
当院のKH-3000の測定値は16.8個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

アカマツ花粉

クロマツ花粉


2021年4月7日 花粉情報

未明に一時曇りましたが明け方から晴れ、気温は昨日より上がり(午前5時:9.5℃)ました。KH-3000の測定値は少ないまま推移し、明け方からよく晴れて測定値は日中はやや増加しましたが、ほぼ1日穏やかな変動でした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/7 1.5 6.2 31.8 8.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉1.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉6.2個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても7.7個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は31.8個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ4.6個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、コナラ属(コナラ2.2個/cm2、クヌギ0.9個/cm2)、マツ6.5個/cm2、イネ科0.6個/cm2、ソメイヨシノ2.5個/cm2、ケヤキ1.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明11.2個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたようです。
当院のKH-3000の測定値は8.0個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月6日 花粉情報

未明から晴れましたが、気温は下がり(午前6時:8.5℃)ました。KH-3000の測定値は本日も低いながらもコンスタントに推移しました。日中も気温は上がらず(午後2時:14.5℃)、冷たい風がやや強く吹きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/6 9.6 10.2 42.6 9.2

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉9.6個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉10.2個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせても19.8個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は42.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ7.4個/cm2、ハンノキ2.8個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ1.5個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ11.1個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ1.5個/cm2、ケヤキ1.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明14.9個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたようです。
当院のKH-3000の測定値は9.2個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月5日 花粉情報

雨は朝(午前7時)までに止み、午前中は曇りでも暖か(午前6時:16.5℃)でした。KH-3000の測定値は本日も低く推移しましたが午前6時に雨が止むと2時間後の午前8時から計測値が急上昇しましたので、午前10時にプレパラートを交換しました。ところが交換直後から再び雨が降り、KH-3000上では花粉の飛散が止まり、夕方止むと夜に再び飛散が始まりました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜10:00 0.0 3.1 34.9 5.4
10:00〜23:00 2.8 4.0 17.9 4.9
4/5 2.8 7.1 52.8 10.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉2.8個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉7.1個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても9.9個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は52.8個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ5.9個/cm2、ハンノキ4.0個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ8.0個/cm2、クヌギ2.2個/cm2)、マツ4.3個/cm2、イネ科2.2個/cm2、ソメイヨシノ3.7個/cm2、ケヤキ2.5個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明19.7個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークでしょう。
当院のKH-3000の測定値は10.3個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干浮遊粒子あるいはその他の花粉をカウントしているようです。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月4日 花粉情報

明け方に一時曇りましたが午前中は晴れて暖か(午前6時:17.5℃)でした。KH-3000の測定値は少なく推移しました。日中はやや強い風が吹き(8〜10m/s)、一時測定値が上昇しました。
本日は夕方から本格的な雨の予報でしたので、午後6時にプレパラートの交換を行いました。午後7時から本格的な雨が降り出しました。18時から19時は晴れていましたので、この間に少し花粉が飛散したと考えられます。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜18:00 1.5 9.3 49.7 8.2
18:00〜23:00 0.0 0.9 2.7 0.1
4/4 1.5 10.2 52.4 8.3

測定結果、落下法ではスギ花粉1.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉10.2個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせて11.7個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は52.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ4.3個/cm2、ハンノキ4.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属7.4個/cm2、マツ6.2個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ5.2個/cm2、ケヤキ3.1個/cm2(一昨日まで不明と判断していました)、不明19.8個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークでしょう。
当院のKH3000の測定値は8.3個/m3/時(やや多い)でした。KH3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干浮遊粒子あるいはその他の花粉をカウントするようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

1視野に様々な花粉


2021年4月3日-2 花粉情報

本年1月21日に開催された東京都花粉症対策検討委員会の予想に従って当地(品川)の飛散数を予想したところ2883〜3947個/cm2/シーズンとなりました。
緊急事態宣言の発出を受けて、第77回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会が中止の運びとなりましたので、東京都花粉症対策検討委員会の予想は貴重な予想となりました。当地では昨日までスギ花粉3884.7個/cm2/シーズンの飛散を観測しています。予想された最大値の98.4%になっています。生産された花粉の大半は飛散したと考えられ、スギ花粉飛散は終息に向かうと考えられます。