夜間は晴が続きましたが朝から一時曇りましたが、朝の気温も思いの外高く(午前5時:13.5℃)。その後も気温は比較的高く(午後2時:20.0℃)、KH-3000の記録数も最近の数日と比較すると低く推移しましたが、原因が良くわからないまま夜になり急に測定値が大きくなりました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/25 0.0 0.3 34.0 7.7

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.3個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は34.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ4.0個/cm2、ハンノキ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.6個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ4.0個/cm2、イネ科2.2個/cm2、ソメイヨシノ4.9個/cm2、ケヤキ1.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明9.9個/cm2(内イチョウ0.9個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は7.7個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

クリと思われる花粉