2021年4月26日 花粉情報

夜間は晴れましたが、朝の気温は低く(午前5時:10.0℃)。その後晴れても北風が吹き、気温は昨日までと比較して低く(午後3時:18.5℃)、KH-3000の測定値も最近数日と比較すると大変高く推移しました。北風ですが、さほど強くなく(3〜5m/s)、測定値は風の強さとは無関係に計測されていましたので、風向きと近隣の工事の影響が大きいと考えられました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/26 0.6 2.2 52.2 17.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.6個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉2.2個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は52.2個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ6.5個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.9個/cm2、クヌギ0.9個/cm2)、マツ5.6個/cm2、イネ科3.1個/cm2、ソメイヨシノ10.2個/cm2、ケヤキ1.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明17.6個/cm2(内イチョウ1.5個/cm2、ヨモギ?0.3個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は17.9個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

その他の花粉(キク科またはヨモギの花粉?)