未明から晴れ、気温は昨日より下がり(午前6時:9.0℃)ました。KH-3000の測定値は少なく推移、朝からやや多くなり夕方から急に上昇しました。夕方から小雨になり、風向きが変わりました(北向きから南向き)ので影響されたようです。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/9 4.3 20.7 98.0 17.9

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉4.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉20.7個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせると25.0個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は98.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ8.6個/cm2、ハンノキ3.1個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属(コナラ7.1個/cm2、クヌギ3.7個/cm2)、マツ15.1個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ11.7個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明48.1個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われましたが、まだ観測されます。
当院のKH-3000の測定値は17.9個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

判断に悩む花粉の集落