未明から晴れて、朝の気温は昨日と変わらず(午前6時:8.5℃)、風が穏やかで日中は暖かく(午後2時:17.5℃)、晴れが続く中でKH-3000の測定値は少ない状況(時間あたり一桁)が1日続きました。スギ花粉飛散期では初めての事と思われます(花粉が少なく、大気の汚れがない状況と考えられました)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/11 1.9 1.2 15.7 3.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉1.9個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉1.2個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても3.1個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は15.7個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ0.6個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ0.9個/cm2、クヌギ0.6個/cm2)、マツ1.9個/cm2、イネ科0.6個/cm2、ソメイヨシノ2.5個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明6.8個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツの割合が増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われます。
当院のKH-3000の測定値は3.3個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に僅かに反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

ヒノキ花粉

スギ花粉

コナラ花粉

クヌギ花粉