明け方に一時曇りましたが午前中は晴れて暖か(午前6時:17.5℃)でした。KH-3000の測定値は少なく推移しました。日中はやや強い風が吹き(8〜10m/s)、一時測定値が上昇しました。
本日は夕方から本格的な雨の予報でしたので、午後6時にプレパラートの交換を行いました。午後7時から本格的な雨が降り出しました。18時から19時は晴れていましたので、この間に少し花粉が飛散したと考えられます。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜18:00 1.5 9.3 49.7 8.2
18:00〜23:00 0.0 0.9 2.7 0.1
4/4 1.5 10.2 52.4 8.3

測定結果、落下法ではスギ花粉1.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉10.2個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせて11.7個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は52.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ4.3個/cm2、ハンノキ4.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、コナラ属7.4個/cm2、マツ6.2個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ5.2個/cm2、ケヤキ3.1個/cm2(一昨日まで不明と判断していました)、不明19.8個/cm2でした。当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークでしょう。
当院のKH3000の測定値は8.3個/m3/時(やや多い)でした。KH3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干浮遊粒子あるいはその他の花粉をカウントするようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

1視野に様々な花粉