2021年4月27日 花粉情報

晴れましたが、朝の気温は本日も低く(午前5時:10.0℃)。その後も晴れでしたが、気温は昨日同様に低く(午後3時:18.5℃)、KH-3000の測定値は最近数日と比較すると大変低く推移しました。測定値は風の強さとは相関していませんでしたので、近隣の工事の影響が大きいと考えられました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/27 0.0 0.6 29.6 4.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.6個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか終わりません。その他の花粉は29.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ2.8個/cm2、ハンノキ1.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ5.2個/cm2、クヌギ0.3個/cm2)、マツ5.2個/cm2、イネ科0.6個/cm2、ソメイヨシノ6.2個/cm2、ケヤキ0.6個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明11.1個/cm2(内イチョウ0.9個/cm2、クリ3.1個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は4.5個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

クリ花粉?

オオバヤシャブシ花粉