日: 2021年4月22日

2021年4月22日-2 花粉情報

快晴が続き、本日も暖かい朝を迎えました(午前5時:14.0℃)。その後も晴れて気温が上がり(午後2時:26.8℃)、昼前からやや強い風が吹き(5〜8m/s)、曇り空となるとKH-3000の記録数は昨日以上に上昇したまま続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/22 0.3 2.2 75.6 19.8

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉2.2個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は75.6個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ10.5個/cm2、ハンノキ4.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、コナラ属(コナラ6.8個/cm2、クヌギ2.5個/cm2)、マツ6.8個/cm2、イネ科4.9個/cm2、ソメイヨシノ13.3個/cm2、ケヤキ0.9個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明24.7個/cm2(内イチョウ2.5個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は19.8個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。

スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年4月22日-1 花粉情報

ここ数日、眼の痒みを訴える患者さんが増えています。スギ花粉の飛散は終了し、ヒノキ花粉の飛散も僅かです。一点気になる点があります。3日晴天が続き、大気が極端に乾燥していることです。最小湿度が1815%1922%2023%21日も15%と大変乾燥していました。本日も日中は快晴でした。乾燥による結膜炎や鼻前庭炎などが心配されます。