2021年4月21日 花粉情報

快晴が続き、大変暖かい朝を迎えました(午前6時:16.5℃)。その後も晴れて気温が上がり(午後4時:24.0℃)、昼前からやや強い風が吹き(5〜7m/s)、KH-3000の記録数は増加したまま風が弱まる午後8時頃まで続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/21 0.0 5.2 89.5 21.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉5.2個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は89.5個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ25.6個/cm2、ハンノキ1.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ2.8個/cm2、クヌギ2.5個/cm2)、マツ4.3個/cm2、イネ科4.9個/cm2、ソメイヨシノ16.4個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明31.5個/cm2(内イチョウ2.5個/cm2)でした。
当院のK-H3000の測定値は21.0個/m3/時(非常に多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。

スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

マツ、ヒノキ、シラカバ花粉

マツ、ソメイヨシノ花粉

ブナ科花粉

花粉の集落