未明から晴れ、気温は昨日より上がり(午前6時:11.5℃)ました。KH-3000の測定値は未明に上昇、その後はほぼ1日「非常に多い」レベルのカウントが続きました。本日、はなこさんは関東全域で測定値の上昇は認められていませんので、当院のKH-3000はスギ、ヒノキ以外の花粉(その他)を計測したものと思われます。夕方小雨が降り、測定値は大きく減少しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/8 2.5 13.0 90.4 16.8

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉2.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉13.0個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせると15.5個/cm2(やや多い)となりました。その他の花粉は90.4個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ14.2個/cm2、ハンノキ3.7個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、コナラ属(コナラ9.6個/cm2、クヌギ7.4個/cm2)、マツ10.8個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ8.3個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明33.3個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたようです。
当院のKH-3000の測定値は16.8個/m3/時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

アカマツ花粉

クロマツ花粉