東京都内の花粉情報

2018年10月20日

10月11日からの10日間の観察を行いました。

この10日間はほとんど曇り空で、雨が断続的に振りましたが、ほとんど小雨で5mmを超えたのは14日だけでした。そのためプレパラートのワセリンはしっかり残っていて、花粉の観測は容易でした。

カナムグラ0.06個/cm2、ヨモギ0.0/cm2、ブタクサ0.0/cm2、そのた0.37/cm2観測されました。東京都の調査でも、都心ではカナムグラ、ヨモギが僅かに観測されたものの、ブタクサは観測されませんでした。これからの季節は当地では、室内外の乾燥とハウスダストアレルギーに注意が必要です。


2018年10月10日 花粉情報

本日まで9日間の観察を行いました。台風25号が関東を外れたので、ワセリンは良く保たれていました。

カナムグラ0.17個/cm2、ヨモギ0.07個/cm2、ブタクサ0.1個/cm2、そのた0.55個/cm2観測されました。
僅かに秋の花粉が観測されますが、当地におけるこの時期の主な抗原はやはりハウスダストアレルギーであると考えられます。

10月はじめに来春のスギ花粉の予測が気象協会から第一報(詳細はクリック)が発表されました。

〜”多かった前シーズンほどではないが、飛散量は全国的に「例年並み」か「やや多い」〜

  • 全国的に例年並みかやや多い
  • 東日本、中国地方で例年の5倍前後に!
  • 多かった前シーズンと比べて関東甲信、東海地方では少なくなるも例年以上
  • 北陸、近畿地方では前シーズンよりもさらに多い見込み

以上です。驚くほどではありませんが、十分な対策は必要と思われます。

カナムグラ花粉

ヨモギ花粉

ブタクサ花粉

花粉症を「花粉が原因のアレルギー性鼻炎」と考えますと、アレルギー性鼻炎の原因は単独の原因とは限らないため季節を問わず発症する可能性があり、しかも遺伝的要素が強い病気です。
従って、放置して治る確率が低く、また鼻は成り立ちが複雑で様々な病気を合併しやすい器官です。そのため、真の花粉症治療は、飛散が終了したその時から始まります。アレルギーの原因を突き止め、合併症の有無を確認して、その後免疫力を高め、合併症を治して、次のシーズンに備える必要があります。
「これを何時やるか?」、「もちろん、今!」です。今シーズン、花粉症でお困りになった方は、今から来シーズンに備えて下さい。


2018年10月1日 花粉情報

昨日深夜台風24号の影響で都心でも大変強い風が吹きました。
プレパラートのワセリンが剥がれる恐れがあるため、確認を兼ねて本日プレパラートの交換を致しました。

東京花粉ネットによりますと都心の花粉飛散状況はブタクサでも1〜2個/cm2/日で、上旬と変わっていないようです。当地では、ブタクサは21日までと比較してもさらに少なく、0.3個/cm2/10日、その他の花粉が1.9個/cm2/10日でした。

当地での、アレルギー性鼻炎の主な抗原はハウスダストアレルギー(ダニ)と考えられます。都心にお住まいの患者さんが悪化した場合は外出の有無を確認して下さい。


2018年9月21日 花粉情報

9月7日以後も天気の変化が激しい日々が続きました。9月になり花粉症で通院中の患者様の中に若干名ですが、軽度かつ短期ですが、症状を訴える方がおられます。

そこで、本日は飛散花粉の観測を行いました。結果、ブタクサ34個/3.24cm2/21日、イネ科、ヨモギ属、カナムグラなどブタクサ以外の花粉が62個/3.24cm2/21日、観測されました。

僅かですが、当地でも秋の花粉が観測されました。1日当たりですと、ブタクサ花粉は0.5個/cm2でした。東京花粉ネットによりますと、9月6〜12日に千代田でもイネ科1.2個、ブタクサ8.0個、ヨモギ属0.3個、カナムグラ1.2個観測されています。都下ではさらに多くの秋の花粉が観測されていますので、行楽など外出の際には注意して下さい。

来シーズンのスギ花粉は、本年の夏の気温が高いことから多く飛ぶことが予想されます。

ブタクサ花粉

カナムグラとイネ科

よもぎ花粉


2018年9月7日 花粉情報

今夏は記録的猛暑でしたので、来年のスギ花粉は豊作となる可能性があります。
例年、前年の夏の気温や日射時間が多いことで、翌年の花粉飛散数は比例して多くなります。


2018年8月31日 花粉情報

8月18日午前9時から8月31日午後2時までの約13日間の観察を行いました。

ほぼ全視野が浮遊物(汚染物質?)のみで、花粉は全視野に2個(カモガヤ?)でした。。今回もブタクサ花粉は観測されませんでした。


2018年8月18日 花粉情報

729日午後9時から818日午前9時までの約20日間の観察を行いました。この間に台風13号が直撃はしませんでしたが通過しました。

これまでと同様に、プレパラートはほぼ全面浮遊物(汚染物質)で被われ、花粉は僅か20.0/cm2でした。1日あたり1/cm2でした。
松花粉が1個を含め数種の花粉が観測され、単独で花粉症の抗原となりと考えられるものはありませんでした。
例年この時期に、観測したことはありませんでしたので、この結果が例年と同様か否かはわかりません。しかし、この時期にアレルギー症状が認められる方の抗原は、ダニ、真菌、動物のふけなどハウスダストであろうと推測されます。まだ、ブタクサ花粉は飛散していないようです。

マツ花粉が僅かですが1個観測されました。


2018年8月16日 花粉情報

716日から815日までの日照時間の合計は、222時間でした。
200時間を大幅に超えました。日照時間の合計だけを根拠に来春のスギ花粉数を予測すると、今シーズンを上回る多くの飛散が見込まれます。


2018年8月6日 花粉情報

716日から昨日までの日照時間の合計は、171時間でした。今後、台風13号が関東に影響しそうですが、815日までに200時間を超えるのは、ほぼ確実と思われます。

本日は午後から雨が予想されていますので、午後1時にプレパラートを交換しました。729日午後9時から本日(86日午後1時までの観察では花粉は6個、1日あたり約0.3/cm2でした。


2018年8月2日 花粉情報

このところ連日「異常気象」という言葉がニュースを飾っています。30年に1度の稀な気候を異常気象と言うそうです。

当地でのスギ・ヒノキ花粉の観測は来シーズンで36年目となります。その中でも、この夏の気候は飛び抜けて異常です。過去のデータ(7月半ばから8月半ばまで)を分析すると例外はあるものの、この間の日照時間の総計が200時間を越えると翌年のスギ花粉の飛散が非常に多くなる傾向があります。
昭和60年からの日照時間で検討しますと、200時間以上の年(12年)と200時間以下の年(21年)では200時間以下の年が多く認められました。201時間以上の場合、翌年のスギ花粉の飛散数は200時間以下の2.14倍でした。

今後も猛暑が続くと200時間を大幅に超えると考えられます。