未明から明け方まで小雨、朝一時曇りのち晴れ、気温は昨日より下がり(午前6時:8.0℃)ました。KH-3000の測定値は少ない状況が1日続き、一時やや強い風が吹き、気温が上がりません(午後1時:14.0℃)でした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/10 2.5 4.0 50.9 7.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉2.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉4.0個/cm2(少ない)でした。両者を合わせても6.5個/cm2(少ない)となりました。その他の花粉は50.9個/cm2でした。
本日も、その他の花粉がスギ、ヒノキよりもはるかに多く観測され、内訳はシラカンバ1.2個/cm2、ハンノキ2.2個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ4.9個/cm2、クヌギ3.1個/cm2)、マツ7.1個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ6.5個/cm2、ケヤキ1.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明23.8個/cm2でした。
当地でもハンノキ属は無視できない飛散が認められます。マツが増えてきました。ソメイヨシノ(虫媒花です)はピークを越えたように思われましたが、まだ観測されます。
当院のKH-3000の測定値は7.3個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、その他の花粉や浮遊粒子に若干反応するようです。

花粉自動計測器(KH-3000)