朝は晴れて気温も高く(午前5時:12.5℃)。その後も気温は上昇して午前10時には20.0℃を超えました。日中は一時薄曇りとなりましたが雨は降りませんでした。KH-3000の測定値は低いまま推移しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/28 0.9 0.6 37.0 6.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.9個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.6個/cm2(少ない)でした。どの花粉も汚れていましたので再飛散の花粉と考えられます。ヒノキの飛散終了が近いと思われますが、なかなか条件が整わず、終わりません。その他の花粉は37.0個/cm2でした。
本日も、その他の花粉が多く観測され、内訳はシラカンバ3.1個/cm2、ハンノキ0.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属(コナラ2.8個/cm2、クヌギ1.9個/cm2)、マツ3.4個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ7.1個/cm2、ケヤキ2.2個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明15.4個/cm2(内イチョウ1.5個/cm2、クリ5.6個/cm2、テウチグルミ0.3個/cm2)で、クリが目立ちました。
当院のKH-3000の測定値は6.3個/m3/時(やや多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。特にここ数日は近隣のビル工事の影響を受けていると思われます。スギ、ヒノキは減少しましたが、この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

汚れを伴う花粉