日: 2022年2月27日

2022年2月27日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜11:00 12.7 0.0 0.3 6.6
11:00〜23:00 16.4 0.0 0.6 13.3

 

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/27 29.1 0.0 0.9 10.0

○2月も、過去の結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される確率は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値を報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ花粉29.1個/cm2(やや多い)、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.9個/cm2(少ない)でした。その他の花粉はハンノキ0.3個/cm2、不明0.6個/cm2(バラ科の花粉に良く似ていました)でした。飛散開始が遅いシーズン特有のいきなり多くのスギ花粉が飛散し、本日本格飛散開始日(20個/日を超えた日)となりました。KH3000の測定値は、本日午後に強い南寄り(8〜11m/s)、北北西の風(4〜&m/s)が吹き、やや測定値が大きくなりましたが、1日としては10.0個/m3(やや多い)でした。

○2月27日(日):晴れが続き、夜間はさらに気温が上がり(午前6時:5.0℃)、日中は朝から強い南寄りの風が吹き(8〜11m/s)気温が上がりました(午後12〜13時: 17.0℃)が、大気の乾燥が続きました(最小22%)。引き続き低温と乾燥による粘膜の障害が心配される1日で、しかもやや多くのスギ花粉が飛散しました。

○「花粉症診察室:クリニコ出版」は12月20日に発行されました。「裏付けのある医療は患者さんの期待を裏切りません。」治療を開始されるなら、今、です。ご注文は、03-5357-1133まで。またはamazonn.co.jpまで。


2022年2月27日-1 花粉情報

昨日はスギ花粉が落下法で19.1個/cm2観測され、KH3000の記録によりますと、花粉の飛散は午後に集中しました(午前中1.2個/m3/時、午後8.2個/m3/時)。本日は、落下法で午前中に12.7個/cm2、KH3000で6.6個/m3/時を記録。午前中で既に1個/cm2以上でしたので、「昨日が当地のスギ花粉の飛散開始日となりました。」

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜11:00 12.7 0.0 0.3 6.6
11:00〜23:00

落下法のその他の花粉は、ハンノキ0.3個/cm2でした。元旦から飛散開始までの一日の最高気温の積算値は一昨日まで536.4℃でした。

○2月上旬飛散数と飛散開始日・総飛散数

年度 飛散数 飛散開始日 総飛散数
R4:2022年 0.0 2月26日
H24:2012年 0.9 2月26日 1971.2
H23:2011年 0.3 2月22日 9625.2
H20:2008年 0.6 2月20日 3094.7
H17:2005年 0.9 2月22日 10978.2
H16:2004年 1.5 2月20日 384.7
H13:2001年 0.9 2月20日 4298.1
H6:1994年 0.3 2月28日 232.5

 ☆飛散数は2月1〜14日、総飛散数は1月1日から4月30日の合計飛散数

2月上旬のスギ花粉飛散数が少ない年(2.0個/cm2以下)は、飛散開始が遅い傾向にあります。

○三浦半島(横須賀市:)のリアルタイムの情報(KH3000測定値)は、大和製作所のHP(https://www.yamatronics.com:2月1日開始)で公開しています。ここでは、昨夕多くの花粉が飛散したようです。