日: 2022年2月3日

2022年2月3日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/3 0.0 0.0 0.6 3.4

○2月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ、ヒノキ花粉ともに0.0個/cm2(少ない)でした。その他の花粉はハンノキが0.6個/cm2でした。KH3000の測定値も3.4個/m3(少ない)でした。

○2月3日(木):晴れて乾燥した日々が続いています。夜間の気温が低く(1.0〜3.0℃)、昼間も午後から北風が吹き、乾燥(26%)で、時々曇りでしたが、より寒さを感じる一日でした。 乾燥性の鼻炎等に気を付けてください。

○元旦からの一日の最高気温を積算した積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地(東京)の2日までの積算温度は315.0℃です。昨年の元旦から2日までの1日の最高気温の積算値は348.2℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今年の方が30℃低く推移しています(スギ花粉の飛散開始が11日から2〜3日程度遅くなる可能性があります)。

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2022年2月3日-1 花粉情報

落下法と自動計測(KH3000)について

スギ花粉の計測には、落下法(ダーラム法)と自動計測器による測定値があります。

ランク ダーラム法(個/cm2・日) 花粉自動測定器(個/m3)
少ない 10個未満 4個未満
やや多い 10個以上~30個未満 4個以上~12個未満
多い 30個以上~50個未満 12個以上~20個未満
非常に多い 50個以上~100個未満 20個以上~40個未満
極めて多い 100個以上 40個以上

この表は飛散花粉数と花粉症の症状を解析して定めた日本アレルギー協会の基準を参考に、東京都が 過去のダーラム法による測定結果と花粉自動測定器の測定結果を解析して、作成しました。(平成19年に導入)