日: 2022年2月10日

2022年2月10日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/10 0.0 0.0 0.0 0.5

○2月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ、ヒノキ花粉ともに0.0個/cm2(少ない)でした。その他の花粉も0.0個/cm2(少ない)でした。粉塵による汚れがなく、綺麗な鏡検像でしたのでKH3000の測定値は0.5個/m3(少ない)でした。

○2月8日(水):未明には天気が変わり、曇り〜小雨となり、小雨が昼前まで続きました。午後は霙となり、日付が変わるまで続きました。

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2022年2月10日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地(東京)の2月9日までの積算温度は382.3℃です。昨年の元旦から2月9日までの1日の最高気温の積算値は427.3℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今年の方が55℃以上低く推移しています(当地の昨年のスギ花粉飛散開始は2月11日で積算温度436.9℃でした。今年はそれより5〜6日程度遅くなる可能性があります)。

ちなみに平成以後(1989年以後)、当地でスギ花粉の飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年)の2月3日でした。

○村山 貢司先生(気象業務支援センター)は、第77回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会(1月30日開催)において、東京のスギ花粉飛散開始はほぼ例年並みの2月15日前後になると予想されました。