日: 2022年2月20日

2022年2月20日-3 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/20 0.3 0.0 0.6 1.0

○2月も、過去の結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される確率は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値を報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ花粉0.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.6個/cm2(少ない)でした。その他は、ハンノキ0.3個/cm2、不明0.3個/cm2でした。KH3000の測定値は1.0個/m3(少ない)でした。本日も飛散開始となりませんでした。

○飛散開始日は、「1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日が、その観測地点の飛散開始日となる。」と公益財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会が定義しています。

○2月20日(日):夜間は雨、気温は昨日より高く(午前2時:4.5℃)、昼前には曇り、晴れ、小雨が交互に来る変化の激しい天気でした。日中も気温は上がりませんでした(午後12〜4時:9.0℃)。

○全国24地点のスギ、ヒノキ花粉の測定値を、NPO法人花粉情報協会がHPに公表しています(2月から)。2月12〜13日に福岡が飛散開始となったようです。また、佐橋 紀男先生の情報によりますと九州から西日本にかけて順次飛散開始しているようです。

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2022年2月20日-2 花粉情報

日本気象協会は217日、2022年春の花粉飛散予測(第4報)を発表しました。それによりますと、東京の飛散開始は219日、関東甲信の飛散量は、例年比90%、昨年比110%とやや下方修正されました。当地では、4300個/cm2程度になります。


2022年2月20日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられ、当地では平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地の2月19日までの積算温度は473.9℃です。昨年の飛散開始日は2月11日、最高気温の積算値は449.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。飛散開始が近いと考えられます。ちなみに平成以後(1989年以後)、当地で飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年:477.6℃)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年:371.0℃)の2月3日でした。

2月上旬飛散数と飛散開始日・総飛散数

年度 飛散数 飛散開始日 総飛散数
R4:2022年 0.0
H24:2012年 0.9 2月26日 1971.2
H23:2011年 0.3 2月22日 9625.2
H20:2008年 0.6 2月20日 3094.7
H17:2005年 0.9 2月22日 10978.2
H16:2004年 1.5 2月20日 384.7
H13:2001年 0.9 2月20日 4298.1
H6:1994年 0.3 2月28日 232.5

 ☆飛散数は2月1〜14日、総飛散数は1月1日から4月30日の合計飛散数

○2月17日、東京都健康安全研究センターから「2月15日に大田で飛散開始となった(12地点中1地点のみ)。」と連絡をいただきました。