日: 2022年2月14日

2022年2月14日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/13 0.0 0.0 0.0 1.3

○2月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日もスギ、ヒノキ花粉ともに0.0個/cm2(少ない)でした。2月に14日になってもスギ花粉が観測されないのはこれまでになく、当地としては大変めずらしいことです。その他の花粉も0.0個/cm2(少ない)でした。KH3000の測定値は1.3個/m3(少ない)でした。

○2月14日(月):朝まで霙でしたが、朝から曇り、昼前には晴れました。気温が低いものの、2〜2.5℃でしたので、当地は本格的な雪は降りませんでした。日中は昨日より気温が上がりました(午後2〜4時:7.5℃)が、湿度が下がり、体感温度は大変低く感じました。

○全国24地点のスギ、ヒノキ花粉の測定値を、NPO法人花粉情報協会がHPに公表しています(2月から)。

○「花粉症診察室:クリニコ出版」は12月20日に発行されました。「裏付けのある医療は患者さんの期待を裏切りません。」治療を開始されるなら、今、です。ご注文は、03-5357-1133まで。またはamazonn.co.jpまで。


2022年2月14日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地(東京)の2月13日までの積算温度は412.5℃です。昨年の飛散開始日は2月11日、この日までの1日の最高気温の積算値は449.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今年のスギ花粉の飛散開始は11日から5〜6日程度遅くなる可能性があります。過去のデータによりますと、さらに遅くなる可能性もあります。

ちなみに平成以後(1989年以後)、当地でスギ花粉の飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年)の2月3日でした。

○村山 貢司先生(気象業務支援センター)は、第77回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会(1月30日開催)において、東京のスギ花粉飛散開始はほぼ例年並みの2月15日前後になると予想しました。