日: 2022年2月23日

2022年2月23日-3 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/23 0.6 0.0 0.0 2.2

○2月も、過去の結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される確率は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値を報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ花粉0.6個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.0個/cm2(少ない)でした。4日連続スギ花粉が観測されていますが、飛散開始になる数に達していません。本日も飛散開始となりませんでした。KH3000の測定値は2.2個/m3(少ない)でした。

○飛散開始日は、「1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日が、その観測地点の飛散開始日となる。」と公益財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会が定義しています。

○2月23日(水):晴れて気温は低く(午前3時:1.5℃)、日中も気温は上がりませんでした(午後1〜2時:9.0℃)。大気は乾燥が続きました(最小22%)。低温と乾燥による粘膜の障害が心配される1日でした。

○「花粉症診察室:クリニコ出版」は12月20日に発行されました。「裏付けのある医療は患者さんの期待を裏切りません。」治療を開始されるなら、今、です。ご注文は、03-5357-1133まで。またはamazonn.co.jpまで。


2022年2月23日-2 花粉情報

三浦半島(横須賀市:)のリアルタイムの情報(KH3000測定値)は、大和製作所のHP(https://www.yamatronics.com21日開始)で公開しています。


2022年2月23日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられ、当地では平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地の2月22日までの積算温度は502.6℃です。昨年の飛散開始日は2月11日、最高気温の積算値は449.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今週週末は気温が上がるそうです。飛散開始すると考えられます。ちなみに平成以後(1989年以後)、当地で飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年:477.6℃)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年:371.0℃)の2月3日でした。飛散開始日までの積算温度が最も大きかったのは、平成16年(2004年:528.9℃)でした。2004年の飛散開始日は2月20日でした。

○2月17日、東京都健康安全研究センターから「2月15日に大田で飛散開始となった(12地点中1地点のみ)。」と連絡をいただきました。

○日本気象協会は2月17日、2022年春の花粉飛散予測(第4報)を発表しました。それによりますと、東京の飛散開始は2月19日、関東甲信の飛散量は、例年比90%、昨年比110%とやや下方修正されました。

○全国24地点のスギ、ヒノキ花粉の測定値を、NPO法人花粉情報協会がHPに公表しています(2月から)。2月12〜13日に福岡県福岡市が2月12〜13日に飛散開始となったようです。宮崎県宮崎市、熊本県八代氏、愛媛県松山市が14日、静岡県静岡市、神奈川県横浜市が15日に開始となっています。