日: 2022年2月21日

2022年2月21日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/21 0.3 0.0 0.0 3.0

○2月も、過去の結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される確率は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値を報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ花粉0.3個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は0.0個/cm2、その他の花粉は0.0個/cm2(少ない)でした。KH3000の測定値は3.0個/m3(少ない)でした。本日も飛散開始となりませんでした。

○飛散開始日は、「1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日が、その観測地点の飛散開始日となる。」と公益財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会が定義しています。

○2月21日(月):未明から晴れましたが気温は昨日より低く(午前6時:2.0℃)、日中も気温は上がりませんでした(午後2時:9.0℃)。しかし、大気は大変乾燥しました(最小20%)。

○全国24地点のスギ、ヒノキ花粉の測定値を、NPO法人花粉情報協会がHPに公表しています(2月から)。2月12〜13日に福岡が飛散開始となったようです。また、佐橋 紀男先生の情報によりますと九州から西日本にかけて順次飛散開始しているようです。

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2022年2月21日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられ、当地では平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地の2月20日までの積算温度は483.9℃です。昨年の飛散開始日は2月11日、最高気温の積算値は449.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。飛散開始間近と考えられます。ちなみに平成以後(1989年以後)、当地で飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年:477.6℃)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年:371.0℃)の2月3日でした。

○2月17日、東京都健康安全研究センターから「2月15日に大田で飛散開始となった(12地点中1地点のみ)。」と連絡をいただきました。

○日本気象協会は2月17日、2022年春の花粉飛散予測(第4報)を発表しました。それによりますと、東京の飛散開始は2月19日、関東甲信の飛散量は、例年比90%、昨年比110%とやや下方修正されました。