日: 2022年2月11日

2022年2月11日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/11 0.0 0.0 2.2 0.6

○2月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性は低いのでスギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日はスギ、ヒノキ花粉ともに0.0個/cm2(少ない)でした。その他の花粉も2.2個/cm2(少ない)でした。その他の花粉は全てハンノキ花粉で、粉塵による汚れがなく、綺麗な鏡検像でした。KH3000の測定値は0.6個/m3(少ない)でした。

○2月11日(金):明け方まで霙でしたが当地では雪が積もることはなく、その後はよく晴れました。 やや風がありました(3〜4m/s)ので、気温は9.0℃(午後2〜3時)が最高でした。

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2022年2月11日-1 花粉情報

元旦からの一日の最高気温の積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地(東京)の2月10日までの積算温度は388.4℃です。昨年の元旦から2月10日までの1日の最高気温の積算値は449.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今年の方が60℃以上低く推移しています(当地の昨年のスギ花粉飛散開始は2月11日でした。今年はそれより4〜5日程度遅くなる可能性があります)。

ちなみに平成以後(1989年以後)、当地でスギ花粉の飛散開始が最も遅かったのは、平成6年(1994年)の2月28日、最も早かったのは、平成26年(2014年)の2月3日でした。

○村山 貢司先生(気象業務支援センター)は、第77回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会(1月30日開催)において、東京のスギ花粉飛散開始はほぼ例年並みの2月15日前後になると予想しました。