日: 2022年1月31日

2022年1月31日-2 花粉情報

1月の測定数とシーズンの総数の関係(2001年以後)は下表の通りです。

年 度 ス  ギ ヒ ノ キ そ の 他 スギ・ヒノキ

総飛散数

2001年 1.5 0 4.5 4876.7
2002年 3.7 0 12.6 5644.9
2003年 2.1 0 3.9 3964.9
2004年 0.6 0 10.1 460.7
2005年 7.3 0 6.9 13948.7
2006年 0.6 0 10.3 1132.7
2007年 1.8 0 11.2 1775.7
2008年 0.6 0 10.9 3599.9
2009年 0.6 0 4.9 5785.2
2010年 1.8 0 7.8 1557.7
2011年 1.5 0 1.2 11549.1
2012年 0.3 0 1.8 2127.6
2013年 1.8 0 6.6 7661.8
2014年 0.6 0 9.5 1993.4
2015年 1.2 0 10.4 2938.1
2016年 1.2 0 2.1 4184.6
2017年 2.7 0 8.9 2570.7
2018年 4.2 0 11 8057.4
2019年 3 0 8.7 6199.4
2020年 3.4 0 16.2 2841.6
2021年 2.4 0 6.0 4567.3
2022年 1.8 0 6.7

1月のスギ花粉飛散数とその年のスギ、ヒノキそう飛散数の間には、相関は認められません。


2022年1月31日-1 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/31 0.0 0.0 0.3 5.0

○1月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性はほとんどありません。そこで、スギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。本日は1日風が強く、汚れの目立つプレパラートでした。その他の花粉の内訳はハンノキが0.3個/cm2、不明0.0個/cm2でした。 昨年の1月は、スギ花粉の飛散が上旬は0.9個/cm2、下旬が1.5個/cm2でした。今年の下旬は今日まで、0.9個/cm2です。

○1月31日(月):晴れが続き、乾燥していました(午後3〜4時:25%)。一日やや強い北寄りの風(4〜6m/s)が吹き、体感温度が下がり、気温(午後2時:10.0℃)の割に寒さを感じました。

○元旦からの一日の最高気温を積算した積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440〜480℃位が飛散開始の目安です。当地(東京)の30日までの積算温度は282.7℃です。昨年の元旦から29日までの1日の最高気温の積算値は306.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。今年の方が20℃以上低く(スギ花粉の飛散開始が2日程度遅くなる可能性があります)推移しています。

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