日: 2022年1月10日

2022年1月10日-3 花粉情報

昨夜から曇りが続き、穏やかな北寄りの風(2〜3m/s)でしたが、昨夜は冷え込む事はなかった(午前6時:7.5℃)ものの、日中は一時晴れましたが気温は上がらず(午後3時:10.0℃)、以後は再び曇り、次第に気温が下がりました。

○1月も、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性はほとんどありません。そこで、スギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。

○観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
1/10 0.0 0.0 0.0 1.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。連休3日目で交通量少なく、天気も穏やかでしたので、自動計測KH3000の測定値は1.0個/m3・時でした。

○元旦からの一日の最高気温を積算した積算値が、スギ花粉飛散開始の目安に用いられます。ちなみに当地では、平均440℃位が開始の目安です。当地(東京)の9日までの積算温度は81.2℃です。


2022年1月10日-2 花粉情報

花粉症が比較的広範囲にわたって発生する場合の原因花粉となりうる条件として、従来から以下のような条件が挙げられています。

1) その花粉が抗原性をもつこと

2) 原則として風媒花粉であること(虫媒花粉でも原因となることはある)

3) 花粉が大量に生産されること

4) 花粉が軽くて遠くまで飛散すること

5) その花粉を生産する植物が広範囲に分布し、生育密度も高いこと

 


2022年1月10日-1 花粉情報

昨日の花粉ですが、佐橋 紀男先生にお聞きしました所、「ウツボグサの開花期は 6~8月で、山裾の草原に散在する程度で群生は見られません。また 花は虫媒花のようで、都会まで飛んでくるとは考えにくいです。 園芸品ではサルビアがありますが、これは秋10月頃まで咲いており 花壇の縁どりなどに密に植えたりしています。シソ科の花粉の形態は皆良く似ていますので、シソ科の植物としか私には言えません.」とのお返事をいただきました。御教示、心から感謝申し上げ、昨日の報告を、お詫びして訂正いたします。なお、この花粉による花粉症の報告はありません。