昨日、東京都健康安全研究センターから今シーズンの都内のスギ・ヒノキ花粉の観測結果(速報https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/05/25/09.html)が発表になりました。

 

未明は曇っていましたが、その後は晴れ、風も弱く(1〜3m/s)、気温はそれほど下がりませんでした(午前5時:18.5℃)。大気の乾燥が進み(40%以下)、気温が上がり(午前11時:23.9℃)、爽やかですが渇きに注意が必要と思われました。

KH-3000は夜間0.0〜3.0個/m3/時を記録。朝は5.0〜10.0個/m3/時を記録しました。1日としては3.8個/m3/時(少ない)でした。落下法では、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉68.5個/cm2観測され、その他の大半はマツ科の花粉49.4個/cm2でした。

チリダニの寿命は3ケ月、人間のフケ、垢、食品屑、カビなどを餌として繁殖し、その死骸の風化物、排泄物、唾液などの空中飛散物(花粉よりはるかに小さい)が人の呼吸器を介して吸入され、これが様々なアレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など)を引き起こします。