夜から朝まで曇り、弱い北寄りの風が吹き(12m/s)、気温が下がり(午前5時:17.0℃)小雨が降続く肌寒い日中でした(1618℃)。KH-3000は続けて0.0/m3/時を記録、飛散花粉がほぼないことを示していました。KH-3000の本日の記録は0.1/m3/時(少ない)でした。

昨年の同期の観測結果は、「最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ54.3個/cm2/週、カバノキ科0.9個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、コナラ属8.6個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は28.7個/cm2/週でした。つまり、スギ、ヒノキ以外の花粉が92.5個/cm2/週でした。当地では、現在コナラ属が少数ですが飛散しています。イネ科花粉の飛散シーズンはもう少々先のようです。」との報告でした。

種別 観測期間
5/17〜5/19 昨年(5/17〜5/23)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
マツ科(アカマツ、クロマツ他) 3.7 54.3
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) 0.3 0.9
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) 5.3 8.6
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.0 0.0
ニレ科(ケヤキ) 0.3 0.0
その他(イチョウ、クルミ他を含む) 9.6 28.7
合計 19.1 92.5

先週はカバノキ科、イネ科、ブナ科、ニレ科共に既に飛散していました。本日も昨日に続いて小雨が降り続き、花粉はほとんど観測されませんでした。「雨が降ると飛散が止まる」のは、スギ、ヒノキに限ったことではなく、他の風媒花にも同様の傾向があるようです。本日は落下法で、その他の花粉が計0.6個/cm2観測されただけでした。

花粉自動計測器(KH-3000)

クロマツ花粉

クヌギとウメ?花粉