月: 2023年4月

2023年4月20日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。


2023年4月19日-3 花粉情報

未明まで曇りでしたが、午前2時過ぎから晴れ、晴天は昼前まで続き、気温が高くなり(22.0〜21.5℃)、昼前過ぎから再び曇り、続いた乾燥がやや改善しました。


2023年4月19日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/20 0.3 1.9 30.6  
4月計 97.8 434.0 1367.8 ――
1〜4月計 6634.2 1205.2 2532.2  

20日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉1.9個/cm2、その他の花粉30.6個/cm2でした。スギ花粉ヒノキの飛散は、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日は雨上がり3日目、やや少なくなりました。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが6.8個/cm2、ハンノキが0.3個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は7.1個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.8個/cm2、クヌギが3.4個/cm2、クリが0.9個/cm2、ブナ目は計7.1個/cm2、イチョウは0.6個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は4.3個/cm2、ソメイヨシノは0.3個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.6個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が4.6個/cm2、クルミと思われる花粉が0.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が0.0個/cm、サツキが0.3個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が4.0個/cm2みられました。この時期から発症した方の抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月19日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。


2023年4月18日-3 花粉情報

朝まで晴れでしたが、午前9時過ぎから曇り、未明から明け方は昨日より寒く(9.0〜10.0℃)、朝から上昇して、昼過ぎには17℃まで上がりました。昼前まで北風、昼前から南風に変わり、夕方から夜は比較的暖かでした。


2023年4月18日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/18 0.9 5.2 32.1  
4月計 97.5 432.1 1337.2 ――
1〜4月計 6633.9 1203.3 2501.6  

18日の測定結果、スギ花粉0.9個/cm2、ヒノキ花粉5.2個/cm2、その他の花粉32.1個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日は雨上がり2日目、やや多くなりました。花粉を運ぶ、風が弱いと急に多くはならないようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが9.0個/cm2、ハンノキが2.2個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は11.2個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが1.5個/cm2、クヌギが1.5個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計3.3個/cm2、イチョウは0.6個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は2.2個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.3個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が6.2個/cm2、クルミと思われる花粉が0.3個/cm2、ケヤキと思われる花粉が2.2個/cm観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が5.2個/cm2みられました。この時期から発症した方の抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月18日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。


2023年4月17日-3 花粉情報

未明に雨がのこりましたが、明け方は曇り、朝から晴れました。本日は北寄りの風が吹き、気温は昨日より低く、未明から明け方は11.0から13.0℃でした。朝から上昇して昼過ぎには18.8℃まで上昇、午後3時には湿度35%が記録され、乾燥が進みました。


2023年4月17日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/17 0.3 20.1 84.6  
4月計 96.6 426.9 1305.1 ――
1〜4月計 6633.0 1198.1 2469.5  

17日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉20.1個/cm2、その他の花粉84.6個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日は雨上がり2日目、やや多くなりました。花粉を運ぶ、風が弱いと急に多くはならないようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが24.1個/cm2、ハンノキが2.2個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、カバノキ科花粉の合計は26.6個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが13.8個/cm2、クヌギが2.5個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計16.6個/cm2、イチョウは2.2個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は6.5個/cm2、ソメイヨシノは0.3個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが3.1個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が4.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が2.5個/cm、ヤナギ0.3個/cm2、ツガ2.8個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が15.7個/cm2みられました。この時期から発症した方の抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月17日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。

今シーズンはスギ花粉の飛散開始が2月12日(2月26日)、最大飛散日が3月2日(3月16日)でした。共に昨年(カッコ内)より2週間早い時期でした。平均気温が昨年より大幅に高いことに起因すると考えられます。

2022年 2023年
1 4.9 5.7 0.8
2 5.2 7.3 2.1
3 10.9 12.9 2.0

2023年4月16日-3 花粉情報

未明に雨がのこりましたが、明け方から曇りが続き、南西の風が吹き、気温は昨日より低く13.0から14.0℃でした。昼前から晴れ19.0から21.5℃まで上昇。日中は暖かでした。


2023年4月16日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/16 0.3 4.3 40.7  
4月計 96.3 406.8 1220.5 ――
1〜4月計 6632.7 1178.0 2384.9  

16日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉4.3個/cm2、その他の花粉40.7個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日はやや多くなりました。花粉を運ぶ、風が弱いと急に多くはならないようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが6.8個/cm2、ハンノキが1.5個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は8.3個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.8個/cm2、クヌギが2.8個/cm2、クリが0.6個/cm2、ブナ目は計6.2個/cm2、イチョウは1.5個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は0.6個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が8.6個/cm2、クルミと思われる花粉が0.3個/cm2、ケヤキと思われる花粉が3.1個/cm観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が7.1個/cm2みられました。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月16日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。


2023年4月15日-3 花粉情報

未明は曇りでしたが、明け方から小雨が降り続き、南西の風が吹き、気温は15.5から13.5℃へ、昼前の方が低くなりました。その後も14.0から14.9℃しかない1日でした。日中はほぼ雨が降り続き、夜のはじめに曇りという天気でした。


2023年4月15日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/15 0.0 3.1 23.8  
4月計 96.0 403.3 1179.8 ――
1〜4月計 6632.4 1173.7 2344.2  

14日の測定結果、スギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉3.1個/cm2、その他の花粉23.8個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが3.1個/cm2、ハンノキが0.0個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、カバノキ科花粉の合計は3.4個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.5個/cm2、クヌギが4.6個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計7.4個/cm2、イチョウは1.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は0.6個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が2.2個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日は小雨が降り続き、プレパラートの汚れはほとんどありませんでした。本日は、破裂したスギ、ヒノキ花粉の破裂花粉は0.6個/cm2観測されました。上記のほかに、シラカシ(ブナ科コナラ属)が0.0個/cm2、ブナが0.0個、イチョウが1.9個、ツガが0.0個、それぞれcm2の観測数です。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が4.9個/cm2みられました。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月15日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

早くもスギ花粉の飛散が終わりそうです。昭和63年以後、当地での最も早い飛散終了は、令和2年(2020年)の4月6日、次いで平成11年(1999年)の 4月7日、3番目は平成元年(1989年)の4月8日でした。ヒノキ花粉は平成2年(1990年)の4月15日が最も早く、この年以外は4月下旬から5月上旬に集中しています。最も遅いヒノキの終了は、平成17年(2005年)の5月21日でした。5月15日以後はこの年のみです。


2023年4月14日-3 花粉情報

未明から晴れが続き、南西の風が吹き、気温は昨日の12〜14℃よりは高く、未明から明け方は14.0〜15.0℃ありました。昼前から曇りましたが、1日南寄りの風が吹き、気温は上昇、午後2時には21.0℃を記録しました。


2023年4月14日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/14 0.9 4.0 58.6  
4月計 96.0 399.4 1156.0 ――
1〜4月計 6632.4 1170.6 2320.4  

14日の測定結果、スギ花粉0.9個/cm2、ヒノキ花粉4.0個/cm2、その他の花粉58.6個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが7.4個/cm2、ハンノキが2.2個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は9.6個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが2.8個/cm2、クヌギが4.0個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計7.1個/cm2、イチョウは群れをなして飛来して21.0個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は4.3個/cm2、ソメイヨシノは0.3個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.6個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が4.0個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も黄砂が飛来したとの報道がありました。プレパラートの汚れは昨日ほど汚目立ちませんでした。本日も、破裂したスギ、ヒノキ花粉は観測されませんでした。破裂花粉は雨が降り続くとしばしば観測されます。黄砂と衝突することで破裂するとは思えないのですが、皆さんはどう思いますか?急激な気温の上昇で上記のほかに、シラカシ(ブナ科コナラ属)が0.0個/cm2、ブナが0.3個、イチョウが21.0個、ヤマモモが0.3個、ツガが0.0個、それぞれcm2の観測数です。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が11.7個/cm2みられました。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月14日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

本日も黄砂が飛来したというニュースが流れ、某TV局が盛んに花粉爆発について報道していました。しかし、本日の落下法による観測では、昨日に続いて、全く花粉の破裂は認められず、来院した患者の皆さんも症状の悪化を訴えた方は、おられませんでした。


2023年4月13日-3 花粉情報

未明から晴れが続きましたが、北風が吹き、気温は昨日の16.5〜17.0℃から12〜14℃に低下、日中も20.0℃以下と予想されていました。実際、午後3〜4時の18.5℃が本日の最高気温でした。一方、乾燥がひどく、午後2時には湿度が28%まで低下しました。


2023年4月13日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/13 0.3 12.0 65.1  
4月計 94.9 395.4 1097.4 ――
1〜4月計 6631.5 1166.6 2261.8  

12日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉12.0個/cm2、その他の花粉65.1個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが13.9個/cm2、ハンノキが0.3個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、カバノキ科花粉の合計は14.5個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが3.4個/cm2、クヌギが2.8個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計11.3個/cm2、イチョウは0.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は6.5個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが2.2個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が1.5個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が11.4個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。昨日は黄砂は飛来しなかったようですが、本日黄砂が飛来したとの報道がありました。プレパラートの汚れは確かに昨日より汚れていました。しかし、破裂したスギ、ヒノキ花粉は観測されませんでした。破裂花粉は雨が降り続くとしばしば観測されます。黄砂と衝突することで破裂するとは思えないのですが、皆さんはどう思いますか?急激な気温の上昇で上記のほかに、シラカシ(ブナ科コナラ属)が1.5個/cm2、ブナが0.3個、イチョウが1.2個、マツが3.4個、エゴノキが1.5個、ヤマモモが2.2個、ツガが0.6個、それぞれcm2の観測数です。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が25.6個/cm2みられ、これはその他の花粉の39.3%になります。この時期から発症した方の発症抗原の検索は極めて困難と思われます。皆様、慎重にご診断下さい。


2023年4月13日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

本日、東京にも黄砂が飛来したとのニュース「4月は16年振り、東京で黄砂観測」が盛んに流れています。当地では、車のフロントガラスに黄砂が溜まるようなことはありませんでした。どの程度飛来したかについては、本日午後11時にプレパラートを交換、鏡検すると判明すると思われます。

今シーズンの、スギ、ヒノキ花粉の飛散開始は、スギ花粉が2月12日、ヒノキ花粉が2月28日でした。スギ花粉は平均的な開始でしたが、ヒノキ花粉は昭和63年以後の調査で、平成15年の2月26日に次いで2番目に早い飛散開始でした。今年3月の平均気温は12.9℃、過去30年の平均は9.4℃、平均より2.5℃も高温でした。ちなみに2月は30年平均が6.1℃、今年は7.3℃、その差は1.2℃でした。気温の上昇がもたらしたのでしょうか?


2023年4月12日-3 花粉情報

未明から曇り空が続きましたが、南風が吹き、気温は16.5〜17.0℃あつて、暖かな朝を迎え、以後も晴れて気温が上昇、午後1時には23.0℃を記録しました。


2023年4月12日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/12(11〜17) 7.2 10.5 53.1 ――
12(17〜21) 0.3 1.2 13.6  
4/12計 7.5 11.7 66.7  
4月計 94.6 383.4 1032.3 ――
1〜4月計 6631.2 1154.6 2196.7  

12日の測定結果、スギ花粉7.5個/cm2、ヒノキ花粉11.7個/cm2、その他の花粉66.7個/cm2でした。スギ花粉ヒノキ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが13.9個/cm2、ハンノキが0.9個/m2、オオバヤシャブシが0.6個/cm2、カバノキ科花粉の合計は15.4個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが4.3個/cm2、クヌギが5.2個/cm2、クリが1.8個/cm2、ブナ目は計11.3個/cm2、イチョウは0.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は11.1個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が4.6個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が5.6個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日、夕刻以後に黄砂が飛来するとの予報でしたので、午後5時までと5時以後に分けて観測しました。飛散花粉数は午後5時以後大幅に減少しました。プレパラートの汚れは変わりませんでした。本日当地には黄砂が届かなかったようです。


2023年4月12日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

本日午後(4時以後)から明日にかけて、日本に黄砂が飛来すると、盛んにニュースが流れています。都心に黄砂が飛来することは、それほど頻度が高くはありませんが(飛来すると16年振り)、今回は極めて広い地域に飛来する可能性が指摘されています。黄砂そのものに、アレルギーの原因になる物質が含まれています。また、黄砂と共にほこりやダニなどが黄砂に付着して飛来することもあります。しかも、今回はスギ、ヒノキ花粉の飛散期でもあり、黄砂による症状は花粉症の症状と近似しています。さらに、黄砂が花粉と接着すると外皮が破裂(衝突の衝撃ではなく、水分により膨化するため)してより強い症状になる、つまり花粉症を悪化させることもあります。スギ花粉の表面にはオービクルと呼ばれる小粒子が多数存在しますが、この小粒子も抗原性物質を内包しています。オービクルは小さいので吸入すると鼻を通過して喉頭や気管に達する可能性があり、咳の原因になります。黄砂飛来時には外出を避ける、マスクをするなどの対策をして下さい。黄砂によるアレルギーは、ハウスダスト、ダニ、スギ、ヒノキなどのアレルギーの有無を血液検査で調べることによって、黄砂の影響の有無を推測できます。黄砂飛来時に症状の悪化が認められた方は、医療機関で調べることをお勧めします。


2023年4月11日-3 花粉情報

本日は、昨日に続いて1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや高く(12.014.5℃)、南寄りの風が吹き、日中も午後1時の22.5℃を記録する暖かな1日でした。


2023年4月11日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/11 2.2 17.3 88.3 ――
4月計 87.1 371.7 965.6 ――
1〜4月計 6623.7 1142.9 2130.0  

11日の測定結果、スギ花粉2.2個/cm2、ヒノキ花粉17.3個/cm2、その他の花粉88.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが25.6個/cm2、ハンノキが5.6個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は30.9個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが4.9個/cm2、クヌギが4.0個/cm2、クリが2.2個/cm2、ブナ目は計11.1個/cm2、イチョウは0.6個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は9.2個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが2.8個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が5.2個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が8.6個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。


2023年4月11日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

明日、明後日にかけて、日本に黄砂が飛来すると、盛んにニュースが流れています。都心に黄砂が飛来することは、それほど頻度が高くはありませんが、今回は極めて広い地域に飛来する可能性が指摘されています。黄砂そのものに、アレルギーの原因になる物質が含まれています。また、黄砂と共にほこりやダニなどが黄砂に付着して飛来することもあります。しかも、今回はスギ、ヒノキ花粉の飛散期でもあり、黄砂による症状は花粉症の症状と近似しています。さらに、黄砂が花粉症を悪化させることもあります。黄砂によるアレルギーは、ハウスダスト、ダニ、スギ、ヒノキなどのアレルギーの有無を皮膚テストや血液検査で調べることによって、黄砂の影響の有無を推測できます。黄砂飛来時に症状の悪化が認められた方は、医療機関で調べることをお勧めします。


2023年4月10日-3 花粉情報

本日は、5日振りに1日晴天が続きました。未明から朝の気温はやや低く(7.0〜8.0℃)北寄りの風が吹き、日中も午後2時の16.0℃が最高でした。一方、日中大気の乾燥が進み、午後2時には26%をきろくしました。


2023年4月10日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/10 6.8 22.5 59.9 ――
4月計 84.9 354.4 877.3 ――
1〜4月計 6621.5 1125.3 2041.7  

9日の測定結果、スギ花粉6.8個/cm2、ヒノキ花粉22.5個/cm2、その他の花粉59.9個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、終わりが近いようです。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが13.0個/cm2、ハンノキが3.4個/m2、オオバヤシャブシが1.2個/cm2、カバノキ科花粉の合計は17.6個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数を記録しています。コナラが1.9個/cm2、クヌギが3.4個/cm2、クリが5.6個/cm2、ブナ目は計10.9個/cm2、イチョウは1.9個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は11.7個/cm2、ソメイヨシノは0.0個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.3個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)が3.1個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が0.3個/cm2観観測されました。


2023年4月10日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

気温の上昇と共に、様々な花粉が飛散しています。当地は都心で周辺に見られる植物は、決して多くありません。ところが想像以上に多彩な花粉が飛来します。ヒノキ科(スギ、ヒノキ)、カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ)、ブナ目(ブナ、コナラ、クヌギ、クリ、シラカシ、クルミ、ヤマモモ)、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)、イチョウ科(イチョウ)、バラ科(ソメイヨシノ)、エゴノキ科(エゴノキ)、カヤツリグサ科(ヒメカンスゲ)、ヒユ科アカザ属(アカザ)などが、観測されます。