4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。

昨年と比較して本年は明らかに暖かく、平均気温で1月0.8℃、2月2.1℃、3月2.0℃、4月0.7℃(22日まで)も高い1〜4月でした。その結果、スギ、ヒノキ花粉の飛散のピーク、終了が昨年より早期になりました。4月に観測される花粉の飛散状況が大きく異なり、今年の飛散数はスギが昨年の35.1%、ヒノキが55.2%と少数であったのに対して、その他の花粉は134.4%もの飛散を認めました。1〜3月の総飛散数は、昨年比でスギ184.0%、ヒノキ154.4%、その他198.0%でした。