日: 2023年4月22日

2023年4月22日-3 花粉情報

未明から昼前まで曇り、北寄りの風でしたが気温は13.016.0℃と暖かく、日中は南風にかわりましたが、日中は16.1℃(午後5時)が最高でした。


2023年4月22日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/22 0.6 7.4 143.8  
4月計 98.7 446.0 1605.8 ――
1〜4月計 6635.1 1214.1 2738.7  

22日の測定結果、スギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉7.4個/cm2、その他の花粉143.8個/cm2でした。スギ花粉ヒノキの飛散は、終わりが近いようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが39.5個/cm2、ハンノキが3.1個/m2、オオバヤシャブシが0.6個/cm2、カバノキ科花粉の合計は43.2個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが11.7個/cm2、クヌギが7.1個/cm2、クリが4.3個/cm2、ブナ目は計32.1個/cm2、イチョウは8.0個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は13.0個/cm2、ソメイヨシノは5.2個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが0.0個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.9個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が7.4個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が12.7個/cm2、クルミと思われる花粉が2.5個/cm2、ケヤキと思われる花粉が0.0個/cm、サツキが0.0個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が22.2個/cm2みられました。この時期から発症した方の抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。


2023年4月22日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

当院へ過日花粉自動計測器KH3000が村山 貢司先生のご好意により、当院に贈られてきました。この計器は測定精度を維持するために、点検、調整が必要です。この業務を行えるのは旧大和製作所の皆さんのみと聞いています。当院としては、このKH3000を来シ―ズンは稼働させたいと考えています。もし、本HPを旧大和製作所の方がご覧になっていたら、ご連絡いただけますと幸いです。また、旧大和製作所の方の現在の居所をご存知の方がおられましたら、お教えいただけますと大変ありがたく存じます。連絡先03-3491-2822まで(月〜金曜日:午後2〜7時)。