2023年4月4日-3 花粉情報
未明から晴れました。未明から明け方まで北風が吹き、気温が低く朝から昼前にかけて徐々に気温が上昇、昼過ぎから南風に変わると、昼過ぎから夕方には18.0℃を超える気温になりました。一時曇りましたが、夜遅くまで気温が高いままでした。
未明から晴れました。未明から明け方まで北風が吹き、気温が低く朝から昼前にかけて徐々に気温が上昇、昼過ぎから南風に変わると、昼過ぎから夕方には18.0℃を超える気温になりました。一時曇りましたが、夜遅くまで気温が高いままでした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
4/04 | 9.9 | 12.7 | 48.8 | ―― |
4月計 | 43.6 | 199.7 | 461.7 | ―― |
1〜4月計 | 6579.9 | 971.0 | 1626.1 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉9.9個/cm2、ヒノキ花粉12.7個/cm2、その他の花粉48.8個/cm2でした。スギ、ヒノキ花粉の飛散は、徐々に減少していて、終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意が必要です。.4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が大変多く、カバノキ科のシラカンバが3.7個/cm2、ハンノキが9.6個/m2、ブナ科のコナラが0.3個/cm2、クヌギが1.2個/cm2、クリが4.9個/cm2、イチョウ科イチョウが1.5個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ)が4.6個/cm2観測されました。ニレ科ケヤキ属のケヤキは1.9個/cm2、昨日観測されなかったメイヨシノは1.5個/cm2でした。いづれも、スギ、ヒノキをこ上回ることはありませんでした。
4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くのその他の花粉が観測されます。
ヒノキ花粉は例年3月末か4月上旬にピークがあり、5月連休まで飛散します。
ヒノキ花粉飛散状況
年度 | 飛散開始日 | 最大飛散日(飛散数) | 飛散終了日 |
H24(2012) | 3月27日 | 4月13日(16.0個/㎠) | 5月 6日 |
H25(2013) | 3月 6日 | 3月30日(220.7個/㎠) | 5月 1日 |
H26(2014) | 3月16日 | 3月29日(133.6個/㎠) | 5月12日 |
H27(2015) | 3月 4日 | 3月31日(28.4個/㎠) | 5月 1日 |
H28(2016) | 3月15日 | 3月31日(81.2個/㎠) | 5月 8日 |
H29(2017) | 3月16日 | 4月15日(50.6個/㎠) | 5月11日 |
H30(2018) | 3月 1日 | 3月30日(814.5個/㎠) | 5月 1日 |
H31(2019) | 3月11日 | 4月5日(252.5個/㎠) | 5月25日 |
R2(2020) | 3月11日 | 3月22日(57.4個/cm2) | 5月 5日 |
R3(2021) | 3月10日 | 3月30日(76.5個/cm2) | 5月 5日 |
R4(2022) | 3月10日 | 4月7日(124.7個/cm2) | 4月30日 |
R5(2023) | 2月28日 |
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について