2023年4月17日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/17 0.3 20.1 84.6  
4月計 96.6 426.9 1305.1 ――
1〜4月計 6633.0 1198.1 2469.5  

17日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉20.1個/cm2、その他の花粉84.6個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようです。「雨上がりは飛散花粉が多くなる」と言われています。今日は雨上がり2日目、やや多くなりました。花粉を運ぶ、風が弱いと急に多くはならないようです。4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、シラカンバが24.1個/cm2、ハンノキが2.2個/m2、オオバヤシャブシが0.3個/cm2、カバノキ科花粉の合計は26.6個/cm2となり、ヒノキ花粉より多くの飛散数を記録しています。コナラが13.8個/cm2、クヌギが2.5個/cm2、クリが0.3個/cm2、ブナ目は計16.6個/cm2、イチョウは2.2個/cm2、クロマツ、アカマツ、ツガのマツ科の合計は6.5個/cm2、ソメイヨシノは0.3個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが3.1個/cm2、アカザは本日0.0個/cm2、ヒメカンスゲが0.0個/cm2、エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)かイヌシデ(カバノキ科クマシデ属:判別が難しく、現在調べています)が0.9個/cm2でした。カモガヤと思われる花粉が4.0個/cm2、ケヤキと思われる花粉が2.5個/cm、ヤナギ0.3個/cm2、ツガ2.8個/cm2観測されました。徐々に様子が変わっています。本日も、破裂した花粉は観測されませんでした。多種の花粉が観測され、私には判別できない花粉が15.7個/cm2みられました。この時期から発症した方の抗原の検索は極めて困難です。新たに発症した方は、発症日を記憶に留めて下さい。