日: 2023年4月8日

2023年4月8日-3 花粉情報

昨夜の雨は本日未明には止み、未明から昼前まで晴れたり曇ったりの天気がつづきました。気温は15.0℃以上あって、思い曇り空があるかとおもえば、時折晴れ間が見えるという変わり易い天気が続きました。昼過ぎには気温が20.0℃に達しましたが、夕方から夜にかけて急激に気温が下がり、午後は肌寒い1日でした。


2023年4月8日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/08 16.0 44.8 108.3 ――
4月計 67.0 304.7 748.3 ――
1〜4月計 6603.3 1076.0 1912.7  

7日の測定結果、スギ花粉16.0個/cm2、ヒノキ花粉44.8個/cm2、その他の花粉108.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、減少していて、終わりが近いようでしたが、7日は6日振りに二桁でした。また、4月はスギ、ヒノキ以外の花粉が多く、カバノキ科のシラカンバが29.0個/cm2、ハンノキが7.1個/m2、オオバヤシャブシが0.0個/cm2、カバノキ科花粉の合計は39.2個/cm2となり、ヒノキ花粉に近い飛散数をきろくしています。ブナ科のコナラが7.1個/cm2、クヌギが5.2個/cm2、クリが3.7個/cm2、計16.0個/cm2、イチョウ科イチョウが4.0個/cm2、マツ科(クロマツ、アカマツ、ツガ)が14.5個/cm2、バラ科サクラ属のソメイヨシノは5.6個/cm2でした。これまで稀でしたが、本日ヤマモモが3.1個/cm2、アカザが0.6個/cm2観測されました。


2023年4月8日-1 花粉情報

4月になり、スギ、ヒノキもさることながら、例年、スギ、ヒノキ以外の多くの花粉が観測されます。

昨年4月と比較すると今年の4月は明らかに気温が高く、飛来する花粉の種類、飛散数が大きく異なります。4月に突然発症した患者さんはその抗原がスギ、ヒノキ以外の花粉の可能性がありそうです。担当医、患者の皆さん是非ご注意ください。