日: 2023年3月15日

2023年3月15日-3 花粉情報

未明に一時曇りましたが明け方には晴、気温は昨日とほぼ同じく明け方から朝は8.5〜10.5℃でした。日中は南寄りの風が吹き、気温が急上昇、昼過ぎには15.0℃を超え、17.0℃を記録しました。夜のはじめには曇り空となり、気温がやや急に低下しました。


2023年3月15日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/15 242.0 12.0 10.5 ――
3月計 4860.2 294.7 152.6 ――

 

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉242.0個/cm2、ヒノキ花粉12.0個/cm2、その他の花粉10.5個

/cm2でした。一昨日、昨年のスギ、ヒノキ飛散花粉総数(5172個/cm2)を超えました。

日本気象協会の本日の当地の予測は、「やや多い」、でしたが、観測値は242.0個/cm2(極めて多い)でした。

明日の予測は、「非常に多い」です。まだ、暫くは警戒が必要です。

10日ほど前から、ハンノキ属花粉の飛散が認められ、本日は明らかに飛散が多くなっていました。


2023年3月15日-1 花粉情報

3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われます。3月12日には、昨年のスギ花粉、ヒノキ花粉の総飛散数を超えました。とはいえ、スギ花粉、ヒノキ花粉は例年4月中は飛散しますので、これからも続きます。花粉症の皆さんは、今後も十分にご注意ください。

昨年の当HPの3月15日のコメントをみますと、「午後は、15時から飛散数が増加する傾向が認められ、17時をピークに20時まで3桁を記録しました。この突然の大量飛散は、品川区の1時間天気(日本気象協会)を参考に見ると多くの飛散を記録した14時から19時まで、風向きが南寄りから北寄りに変わりました。この北寄りの風が花粉を運んできたようです」とあります。このコメントにおける分析は品川区の1時間天気(日本気象協会)および花粉自動測定器(KH3000)の1時間毎の測定値があって、はじめて可能になります。今シーズンはKH3000が当院に設置されていない為、こうした検討ができません。KH3000の製造元の大和製作所に再三連絡を試みたのですが、残念ながら連絡出来ませんでした。つまり、メンテナンスの為に大和製作所にあずけたKH3000が返還されないままになってしまいました。来シーズンは別の手立てを考えてみたいと思っています。