日: 2023年3月14日

2023年3月14日-3 花粉情報 

未明から朝まで晴れたり曇ったりの天気でしたが、朝から小雨が降り出し、昼過ぎまで続きました。気温は昨日より低く明け方から朝は7.5〜9.0℃でした。日中には晴れましたが北寄りの風が吹き、気温は13.0℃止まりでした。


2023年3月14日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/14 252.8 25.9 27.2 ――
3月計 4618.2 282.7 142.1 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉252.8個/cm2、ヒノキ花粉25.9個/cm2、その他の花粉27.2個 /cm2でした。一昨日、昨年のスギ、ヒノキ飛散花粉総数(5172個/cm2)を超えました。日本気象協会の本日の当地の予測は、「少ない」でしたが、観測値は252.8個/cm2(極めて多い)でした。明日の予測は、「非常に多い」です。「雨上がりは花粉が多い」の例えがありますので、明日はさらに多くのスギ花粉が飛散すると考えられます。1週間ほど前から、ハンノキ属花粉の飛散が認められ、本日は明らかに飛散が多くなっていました。


2023年3月14日-1 花粉情報

3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の 約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われますが、山場はこれからも 続きます。十分にご注意ください。

本日も一時雨が降りました。湿度が上がると花芽が閉じて、雨が降ると落下花粉は一時0.0個/cm2となることが知られています。小雨では降る前に舞い上がった花粉が落下する可能性があり、降り始めは 注意がいります。当地には花粉発生源となるスギ林はありませんので、「雨上がりは花粉が多くなる」と言われていますが、多くの場合発生源から当地に落下するまでには、多少の時間(花粉が風で運ばれて来る時間)があります。この時間は、風の向きと風速により異なりますが、雨が止んで2〜3時間でした(自動計測器KH3000の記録から:現在、KH3000による計測は実施していません)。無風に近い場合は、4時間程になります。