日: 2023年3月21日

2023年3月21日-3 花粉情報

明け方まで晴れ、朝から曇り、以後曇りが終日続きました。未明から明け方まで、思いの外気温が高く(11.0〜14.0℃)、日中も暖かな(15.0〜17.5℃)1日となりました。とりわけ、昼前から弱いものの南寄りの風が吹き(1〜2m/s)、夜になっても気温が下がりませんでした。


2023年3月21日-2 花粉情報

○観測結果(個/cm2/日: 2023年

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/21 20.4 20.1 21.3 ――
3月計 5327.1 489.0 375.9 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉20.4個/cm2、ヒノキ花粉20.1個/cm2、その他の花粉21.3個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していてピークを過ぎたようです。本日は曇りでしたが、雨がふることはありませんでした。しかし、スギ花粉の飛散は、20.4個/cm2と「やや多い」程度でした。恐らく、発生源の天(雨?)の影響と思われます。日本気象協会の本日の当地の予測は、「やや多い」、でしたが、観測値は20.4個/cm2(やや多い)で、的中し ました。明日の予測は、天気は晴れ時々曇り、品川区のスギ花粉の飛散は「やや多い」です。今後、1週間(27日まで)は「曇り〜雨」が続くとの予報のため、スギ花粉も「少ない」という予報が続いています。14日ほど前から、ハンノキ属花粉の飛散が認められ、本日は明らかに飛散が多くなっていました。


2023年3月21日-1 花粉情報

3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の 約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われますが、スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散はこれからも続きます。 十分にご注意ください。

ヒノキ花粉が観測されつつあります。ヒノキ花粉の最大飛散日は、近年、時期が早くなりつつあって、3月末のことが多くなっています。また、飛散のピークは、3月末から4月上旬が多く認められます。

○ヒノキ花粉飛散状況

年度 飛散開始日 最大飛散日(飛散数) 飛散終了日
H24(2012) 3月27日 4月13日(16.0個/㎠) 5月 6日
H25(2013) 3月 6日 3月30日(220.7個/㎠) 5月 1日
H26(2014) 3月16日 3月29日(133.6個/㎠) 5月12日
H27(2015) 3月 4日 3月31日(28.4個/㎠) 5月 1日
H28(2016) 3月15日 3月31日(81.2個/㎠) 5月 8日
H29(2017) 3月16日 4月15日(50.6個/㎠) 5月11日
H30(2018) 3月 1日 3月30日(814.5個/㎠) 5月 1日
H31(2019) 3月11日 4月05日(252.5個/㎠) 5月25日
R2(2020) 3月11日 3月22日(57.4個/cm2) 5月 5日
R3(2021) 3月10日 3月30日(76.5個/cm2) 5月 5日
R4(2022) 3月10日 4月07日(124.7個/cm2) 4月30日
R5(2023) 2月28日