日: 2023年2月19日

2023年2月19日-3 花粉情報

未明から曇り、一時晴れ間も見られ、朝は南寄りの風が吹き(3〜4m/s)、昨日より大幅に気温が高くなりました(最高、14〜15時:19.5℃)。また、やや強めの風が吹き、花粉飛散の条件が揃った1日でした。


2023年2月19日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/19 140.1 0.0 2.2 ――
2月計 213.4 0.0 11.0 ――

本日の測定結果、スギ花粉140.1個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉2.2個/cm2でした。本日は朝から曇り空が続いていますが、気温は高くやや風が強いため極めて多くのスギ花粉が飛散しました。これまで治療をしていない方は、急ぎ対策してください。その他はハンノキ花粉が0.3個/cm2、それ以外は判別できない花粉でした。


2023年2月19日-1 花粉情報

スギ花粉飛散開始まで早ければ1週間足らずになります。環境省花粉観測システム(はなこさん)、東京花粉ネットは、一昨年のシーズンで終了しましたので、リアルタイムの花粉情報は当院の情報のみになってしまいましたので、今シーズンも頑張って、観測ならびに情報提供を続けたいと思います。もし、必要がない場合は、ご連絡下さい。

昨日の平均気温は8.9℃、最高気温は15.0℃でした。 本年は昨年と比較しますと、飛散開始は昨年の2月26日に対して今年は12日で昨年より15日早く、20個/cm2超の日は、昨年の2月27日に対して今年は18日で昨年より9日早い飛散でした。飛散開始が早いということは、例年飛散終了はほぼ同じ時期ですので、飛散期間が長い、すなわち飛散数が多くなる傾向が強い、という可能性があります。環境省「令和4年度花粉症に関する調査・検討業務」、林野庁「令和4年度花粉発生源対策推進事業」から、 当地の飛散数を予測すると、スギ花粉の飛散数は昨年(3838.8個/cm2)より多くなると予測(スギ花粉のみで6000〜8000個/cm2されます。