日: 2023年2月17日

2023年2月17日-3 花粉情報

未明から晴れ、本日も日差しは強いのですが、北寄りの風が吹きく(23m/s)、未明から朝の気温は昨日よりも高いもののまだ低く(2.04.0℃)、朝になってやっと気温が上がり出しました。日中は風が午後から南寄りとなり、昨日より気温は高く(午後2時:11.0℃)なりました


2023年2月17日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/17 3.7 0.0 0.3 ――
2月計 12.2 0.0 7.9 ――

本日の測定結果、スギ花粉3.7個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。本日も晴れて、日中やや気温が高く、風も弱く、穏やかな1日でした。


2023年2月17日-1 花粉情報

スギ花粉飛散開始まで早ければ1週間足らずになります。環境省花粉観測システム(はなこさん)、東京花粉ネットは、一昨年のシーズンで終了しましたので、リアルタイムの花粉情報は当院の情報のみになってしまいましたので、今シーズンも頑張って、観測ならびに情報提供を続けたいと思います。もし、必要がない場合は、ご連絡下さい。

当地では、スギ花粉は元旦からの一日の最高気温の積算値が、平均440〜480℃位になると飛散が開始します。 飛散開始とは1月以降に1.0個/cm2以上のスギ花粉を原則として2日以上連続して観測した場合の最初の日がその地点の飛散開始日と定義されています(公益財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会の定義による)。しかし、飛散開始日に花粉症の方が発症する例はほとんどありません。一方、この時期に乾燥冷気によって症状を出す方が大変多く、両者の症状は酷似しており、臨床上判別は極めて困難です。しかも、定義された飛散開始日以後しばらくは天候状態によっては飛散しない日も少なくありません。そこで、当院では飛散花粉が20個/cm2を超えた日を目安にこの両者を判別しています。最近10年の飛散開始日と20個/cm2超の日は以下の通りです。

 

年度

元旦から飛散開始日の積算温度 スギ飛散開始

(400℃超の日)

スギ花粉

20個/cm2超の日

H26(2014) 371.0 2月03日(2月07日) 3月04日
H27(2015) 417.2 2月11日(2月10日) 2月23日
H28(2016) 501.3 2月14日(2月08日) 2月21日
H29(2017) 500.4 2月16日(2月06日) 2月17日
H30(2018) 375.8 2月10日(2月12日) 2月24日
R01(2019) 444.1 2月12日(2月07日) 2月20日
R02(2020) 412.7 2月05日(2月05日) 2月13日
R03(2021) 449.0 2月11日(2月06日) 2月14日
R04(2022) 536.4 2月26日(2月12日) 2月27日
R04(2023) 438.2 2月12日(2月09日)       ?