未明から曇りでしたが、気温が高く(午前5時:23.0℃)、湿度も高いまま (90〜92%)でした。風は弱く(1〜2m/s)、気温が午前10時には27.0℃まで上がるも、曇りの天気が続きました(午後3時過ぎから雨の予報でした)。

KH3000は本日も夜間0.0〜1.0個/m3・時の記録が続き、緊急事態宣言解除後山手通りの交通量は大幅に増大しました。しかし、日中も数値が1.0〜2.0個/m3・時のままでした。1日としては0.6個/m3・時(少ない)でした。

○ 昨年の6/21〜6/27に観測された花粉は、「スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ0.3個/cm2/週、カバノキ科0.0個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、コナラ属0.0個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は3.4個/cm2/週でした。」つまり、スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉が3.7個/cm2/週でした。この週は雨が続き、プレパラートの汚れが目立ち、花粉観測数は前週からさらに減少しました。

種別 観測期間
6/21〜6/27 昨年(6/21〜6/27)
スギ 0.3 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
マツ型(アカマツ、クロマツ他) 0.0 0.3
カバノキ科(ハンノキ他) 0.6 0.0
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) 1.2 0.0
イネ科(カモガヤ、イネ他) 1.2 0.0
ニレ科(ケヤキ) 0.0 0.0
その他(イチョウ、クルミ他を含む) 5.9 3.4
合計 9.3 3.7

今年の梅雨入りは6月14日(昨年と同じ)でした。6/20〜6/26間の同期の雨量を比較すると、47.5対35.0で昨年の方が雨量が大変多く、飛散花粉は今年の方が多数、かつ多彩でした。

今週(6/21〜6/27)観測された花粉は、スギ花粉0.3個/cm2/週、ヒノキ花粉0.0個/cm2/週、マツ型0.0個/cm2/週、カバノキ科0.6個/cm2/週、ブナ科1.2個/cm2/週、イネ科1.2個/cm2/週、ニレ科0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は5.9個/cm2/週でした。つまり、スギ、ヒノキ、イネ科以外の花粉が7.8個/cm2/週でした。昨年と同じタイミングで梅雨入り、その後の1週間曇りはするも雨が少なく、プレパラートの汚れがやや目立ちましたが花粉の観測数は昨年より多数観測されました。とはいえ、この時期飛散花粉が少ないことは昨年と同様でした。恐らく、風媒花が少なく、虫媒花が多いためと思われます。