昨日、当地では今年初めて真夏日となりました。本日も未明から晴れて、風は弱いものの(1〜3m/s)、気温は高いまま(午前5時:21.0℃)、湿度が高く(80〜90%)、日中はさらに気温が上がり(午後2時:30.0℃)、2日続けて真夏日となりました。

KH3000は本日も日付がかわつて以後は0.0〜1.0個/m3・時の記録が続き、交通量の増える朝から数値が上昇したものの一桁が続きました。1日としては2.3個/m3・時(少ない)でした。

○スギ、ヒノキ花粉が昨シーズンに2月に多かった理由を分析したいと思います。まず気候条件ですが、1月の気温に大きな違いがありました。

○月平均気温(日本気象協会調べ)

年度 12月 1月 2月 3月 4月
2019年 8.3 5.6 7.2 10.6 13.6
2020年 8.5 7.1 8.3 10.7 12.8
2021年 7.7 5.4 8.5 12.8 15.1

気温は、2020年1月の平均気温が大変高いのが解ります。しかも、平均湿度も2019年1、2月は51%、59%でしたが2020年は65%、55%で、2021年は57%、49%、特に2020年1月の湿度の高さが目立ちました。その結果、スギ花粉の飛散開始、本格飛散、最大飛散が早くなったと思われます。