未明から曇りが続き、気温は朝までやや高く(午前4時:20.0℃)、湿度も高く、南寄りの風が吹いたので、気温が上がり(午後1時:25.5℃)、蒸し蒸しした状況が1日続きました。

KH-3000は引き続き、未明から0.0〜2.0個/m3・時を記録、その後も日中は3.0〜5.0個/m3/時程度でした。1日としては1.6個/m3/時(少ない)でした。落下法による観察は今月から1週間毎に行っています。

花粉自動計測器(KH-3000)

イネ科で花粉症の原因になるのは、おもにカモガヤ、ネズミホソムギ、ハルガヤ、オオアワガエリなどです。これらは牧草として輸入され、寒さに強く繁殖力があることから、雑草として日本全国に広がりました。草丈は60cm〜120cm程度で、葉は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が咲きます。イネ科の植物の花粉の飛散範囲は数十m程度。近づかなければあまり影響はありません。当地は住宅密集地ですので、イネ科花粉が観測されることは多くはないと思われます。