未明には晴れて朝まで晴が続き、気温はやや高く(午前4時:19.5℃)、湿度も高く、南寄りの風が吹いたので、気温が上がりましたが(午後1時:25.5℃)、午後から徐々に曇り空が広がりました。明日は、「1日雨」の予報ですので、本日は定時(午後11時)にプレパラートを交換、3日分(1〜3日)の観測を行いました。

KH-3000は引き続き、未明から0.0〜1.0個/m3/時を記録、その後も日中は1.0〜3.0個/m3/時程度でした。1日としては1.5個/m3/時(少ない)でした。落下法は今月から1週間毎に観測、集計しています。

花粉自動計測器(KH-3000)

マツ科の花粉の集落

ブナ科はカバノキ科と同じブナ目の樹木です。ブナ目カバノキ科とブナ目ブナ科の間には交差性が強く認められます。ブナ目には多くの種があり、これらは日本各地に分布して1〜6月に花粉を飛散させます。カバノキ科ハンノキ属(ハンノキ、オオバヤシャブシ)、カバノキ科カバノキ属(シラカンバ)、ブナ科コナラ属(コナラ、クヌギ)、ブナ科ブナ属(ブナ)、ブナ科クリ属(クリ)、これらは皆ブナ目の仲間です。