月別: 2021年2月

2021年2月6日 花粉情報

夜一時曇るも日中は引き続き晴れ、朝の冷え込みも弱く(午前7時:5.5℃)、昼から気温が上がり、午後は南風が吹き、午後2時に13.0℃まで上昇しました。

元旦から5日までの各1日の最高気温の積算値は385.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月10日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月10日:2月2日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/6 0.9 0.0 0.0 3.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.9個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は、3.5個/m3/時でした。予報通り、本日は午後から南南東の風が吹き、気温が上がりました。本日、KH3000が午前7時から午後7時まで欠測しました。その間を「はなこさん」の新宿区役所第二分庁舎のデータを見ると測定値が大きく上昇していましたので、その間にスギ花粉が飛散した可能性があります。しかし、スギ花粉の飛散数は0.9個/cm2でしたので、本日は飛散開始にはなりませんでした。

スギ花粉

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年2月5日-2 花粉情報

引き続き晴れ、朝の冷え込みも変わらず(午前4時:3.5℃)、昼は気温が上がり、日中は晴が続きましたが気温は然程上がらず、夜はやや曇りました。

元旦から4日までの各1日の最高気温の積算値は372.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月10日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月10日:2月2日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/5 0.3 0.0 0.0 3.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は、3.5個/m3/時でした。予報では、週末に気温が大きく上がりそうです。スギ花粉が飛散する可能性があります。長時間外出される予定のある方はご注意下さい。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年2月5日-1 花粉情報

飛散開始まであと僅かです。初期療法の基本はできていますか?
体調の維持と鼻の粘膜の保護が重要で、基本となります。対策を実行に移す時期は、花粉飛散予測を参考に実践すると的確に実行できます。

1.花粉症および花粉飛散予測などの情報収集。
2.花粉症の正確な診断(原因抗原と重複抗原の確定)。
3.花粉症治療の障害となる合併症の治療。
4.正しい生活リズム。
5.冬の乾燥した冷気からの鼻粘膜の保護。加湿を目的としたマスクの使用や、寝室に水を置く、洗濯物を干すなど。
6.感染症(上気道炎、インフルエンザ、コロナ等)の予防と治療。
7.飛散期対策の準備。
8.適切な時期に予防的効果が期待できる薬剤を選択、投与。

以上です。是非、参考にして下さい。


2021年2月4日-2 花粉情報

引き続き晴れ、朝の冷え込みも変わらずでしたが(午前7時:2.5℃)、昼は気温が上がり1日快晴が続きました。本日、観測史上最も早い春一番が吹きました(気象庁)。

元旦から3日までの各1日の最高気温の積算値は360.0℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月11日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月10日:2月2日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/4 0.3 0.0 0.3 6.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉は種別は不明の花粉が0.3個/cm2でした。プレパラートは汚れが目立ち、自動計測KH-3000の測定値は、強い風の影響を受けて6.5個/m3/時と汚れを反映したやや大きな数値でした。

スギ花粉

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年2月4日-1 花粉情報

シーズンの総飛散数の基準は、以下の通りです(日本気象協会HPより)。

【飛散量に関する言葉の説明】

非常に多い:前シーズン(例年)の200%以上
多い   :前シーズン(例年)の150%以上200%未満

やや多い :前シーズン(例年)の110%以上150%未満

例年並  :前シーズン(例年)の90%以上110%未満
やや少ない:前シーズン (例年)の70%以上90%未満
少ない  :前シーズン(例年)の50%以上70%未満

非常に少ない:前シーズン(例年)の50%未満
—————————————————————————-
前シーズン  :2020年シーズン飛散量
例年:過去10年(2011~2020年)の平均値
【2020年夏の気象に関する言葉の説明】
平年:1981~2010年の平均値


2021年2月3日-2 花粉情報

未明から晴れ、朝の冷え込みが強く(午前6時:2.5℃)、昼も気温は上がらなかったのですが、1日快晴でした。
元旦から2日までの各1日の最高気温の積算値は348.2℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月11日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月10日:2月2日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/3 0.3 0.0 0.0 3.6

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉は0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は3.6個/m3/時でした。

スギ花粉


2021年2月3日-1 花粉情報

落下法と自動計測について:スギ花粉の計測には、落下法(ダーラム法)と花粉自動計測器による測定値があります。

ランク ダーラム法(個/cm2/日) 花粉自動測定器(個/m3)
少ない 10個未満 4個未満
やや多い 10個以上~30個未満 4個以上~12個未満
多い 30個以上~50個未満 12個以上~20個未満
非常に多い 50個以上~100個未満 20個以上~40個未満
極めて多い 100個以上 40個以上

※この表は飛散花粉数と花粉症の症状を解析して定めた日本アレルギー協会の基準を参考に、東京都が 過去のダーラム法による測定結果と花粉自動測定器の測定結果を解析して、作成しました(平成19年に導入)。


2021年2月2日-2 花粉情報

未明から朝まで雨、南寄りの風が強く吹き(13〜15m/s)気温が上昇(13〜15℃)しました。昼前には雨が止み、晴れ間が見られ、一時、気温は下がり(6〜8℃)、その後再び上昇しました(PM5:00:14℃)。

夕方から夜に強風が吹き、KH-3000の測定値を押し上げました。寒暖差の激しい1日でした。元旦から1日までの各1日の最高気温の積算値は332.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月12〜16日:1月21日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/2 0.0 0.0 0.6 3.2

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉はハンノキ属が0.6個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は3.2個/m3/時でした。


2021年2月2日-1 花粉情報

昨日、東京都 福祉保健局 健康安全部 環境保健衛生課 調査担当の方から令和3年春 都内各地点の最新の飛散開始予測に関する情報をいただきました。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/info/2021020101.html

 

今後スギ、ヒノキ花粉の飛散が開始しますと当HPだけでなく、花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの表現で情報が皆さんの耳に達すると思います。これらの表現の意味がお判りにならないと情報として役立ちません。その為、これらには基準があります。例えば、落下法(ダーラム法)の場合は、日本アレルギー協会が日々のスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方々の症状から作成した基準が以下の基準です。

飛散レベル(落下法)

観測花粉数 (個/cm2/日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の落下法による飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。


2021年2月1日-2 花粉情報

昨夜は時々霙が降り、重い曇りが続きましたが昼前には日差しも見られ、夕方から再び曇りましたが、風向きが変わり、日中より夕方の方が気温が上がりました。元旦から31日までの1日の最高気温の積算値は318.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月12〜16日:1月21日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

○観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/1 0.3 0.0 0.6 4.1

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉は計0.6個/cm2で、マツ科0.3個/cm2と不明0.3個/cm2でした。自動計測KH3000の測定値は4.1個/m3・時でした。


2021年2月1日-1 花粉情報

2月になりました。当地では、スギ花粉の飛散開始まで2週間程と予想されます。

飛散開始日、本格飛散開始日、最大飛散日(2001年以後:品川区)

飛散開始日 本格飛散開始日 最大飛散日
2001年 2月20日 2月21日 3月7日
2002年 2月7日 2月7日 3月1日
2003年 2月12日 2月13日 3月28日
2004年 2月20日 2月26日 2月26日
2005年 2月22日 2月23日 3月18日
2006年 2月13日 2月15日 2月23日
2007年 2月6日 2月13日 3月6日
2008年 2月20日 2月23日 3月12日
2009年 2月6日 2月12日 2月16日
2010年 2月9日 2月21日 3月11日
2011年 2月22日 2月25日 3月16日
2012年 2月26日 3月4日 3月7日
2013年 2月14日 2月22日 3月10日
2014年 2月3日 3月4日 3月21日
2015年 2月11日 2月23日 3月10日
2016年 2月14日 2月21日 3月9日
2017年 2月16日 2月17日 3月7日
2018年 2月10日 2月24日 3月4日
2019年 2月12日 2月20日 3月22日
2020年 2月5日 2月13日 2月23日
2021年 ? ? ?

飛散開始日の定義:1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日が、その観測地点の飛散開始日となります(公益財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会の定義による)。

スギ花粉

ヒマラヤスギ花粉(マツ科)