2021年1月22日花粉情報
昨日(1月21日)、令和2年度東京都花粉症対策検討委員会(第2回)が開催されました。
東京都の飛散開始日は2月12日から16日頃、例年(過去10年平均)よりやや速くなる見込み。
都内12地点では昨春の1.8倍、例年(過去10年平均)の7割程度。区部(5地点)では昨春の1.6倍、例年の7割程度。
飛散花粉数が「多い」に分類される日数は区部で27日程度。
東京都アレルギー情報nabi(東京都の花粉情報)の提供・発信は1月25日から。
昨日(1月21日)、令和2年度東京都花粉症対策検討委員会(第2回)が開催されました。
東京都の飛散開始日は2月12日から16日頃、例年(過去10年平均)よりやや速くなる見込み。
都内12地点では昨春の1.8倍、例年(過去10年平均)の7割程度。区部(5地点)では昨春の1.6倍、例年の7割程度。
飛散花粉数が「多い」に分類される日数は区部で27日程度。
東京都アレルギー情報nabi(東京都の花粉情報)の提供・発信は1月25日から。
引き続き晴れ、本日も朝は冷え込み(AM6:00:1.0℃)ましたが、風は弱く、日中は気温が上がり、乾燥が進みました。 元旦から20日までの1日の最高気温の積算値は194.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測:第3報は2月7日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
○観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/21 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 5.5 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉が0.0個/cm2でした。自動計測KH3000の測定値は5.5個/m3・時でした。
昨日、日本気象協会から2021年春の花粉飛散予測(第3報)の発表がありました。
東京(南関東)の飛散開始時期は2月上旬(2月7日)。飛散のピークは3月上旬から中旬。飛散量は例年比少ない(60%)、前シーズン比多い(180%)。
引き続き晴れ、強い北風(5m/s)で朝は冷え込み(AM6:00:1.5℃)、昼前には風が止み、気温は上がり、乾燥が進みました。夜は風も弱くなり、朝ほどは冷え込みませんでした。 元旦から19日までの1日の最高気温の積算値は185.2℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/20 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 6.7 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、イチョウと思われるその他の花粉が1.2個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は6.7個/m3/時で、平時に戻りました。
神奈川県自然環境保全センターの齋藤央嗣氏から次の情報をいただきました。
神奈川県内のスギとヒノキ林の雄花量調査からの花粉飛散予測です。
晴れて朝はやや冷え込み(AM6:00:3.5℃)、昼前まで快晴が続きましたが強い風が吹き、気温はさほど上がりませんでした。乾燥して、体感的には寒い1日でした。
元旦から18日までの各日の最高気温の積算値は175.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/19 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 17.2 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、マツの仲間と思われるその他の花粉が0.3個/cm2でした。自動計測KH3000の測定値は17.2個/m3/時でした。本日は深夜から強い南西の風(9m/s)、明け方からは北北西の風が吹き(6〜8m/s)、近隣工事のない時間帯はKH3000の測定値が低値でしたが、実施時(AM9:00〜PM5:00)には測定値が急上昇しました。工事によって飛散した粉塵の影響と考えられます。花粉は飛散していませんでしたので、もし症状が出た方がいるならば、乾燥冷気による鼻炎と考えられます。粉塵によるプレパラートの汚れが大変目立ちましたので粉塵による物理的刺激も否定できません。
明け方まで晴れ、朝はやや冷え込み(AM7:00:3.0℃)、一時曇り、昼前から再び晴れましたが気温はさほど上がりませんでした。 元旦から17日までの1日の最高気温の積算値は167.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/18 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 4.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.4個/m3/時でした。本日は気温が急激に下がり、花粉は観測されませんでした。
未明から日中は重い曇り空、その後やっと晴れ、朝の冷え込みは弱く(AM7:00:5.5℃)、日中は北寄りの弱い風が吹き(1〜3m/s)、気温は上がらず(7〜9℃)、昨日から再び寒い1日になりました。
元旦から16日までの各日の最高気温の積算値は159.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/17 | 0.3 | 0.0 | 0.3 | 1.8 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。スギ花粉が2日連続して観測され、その他の花粉はハンノキ属でした。本日は工事もなく、交通量も少なく、風も穏やか(2〜4m/s)でしたので自動計測KH-3000の測定値は1.8個/m3/時でした。
明け方まで曇り、その後晴れが続き、朝の冷え込みは弱く(AM6:00:5.5℃)、日中は南寄りのやや強い風が吹き(10〜12m/s)、気温が急上昇(18.5℃)、自動計測の測定値も上昇し、昨日から一転暑さすら感じる1日になりました。
元旦から15日までの各日の最高気温の積算値は140.4℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月16日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/16 | 0.3 | 0.0 | 0.3 | 6.7 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は6.7個/m3・時でした。本日は土曜日ですが近隣のビル工事は行われました。KH-3000の測定値が大きいのは、工事と風の影響によって粉塵が飛散したためと考えられます。9日振りにスギ花粉とその他の花粉が0.3個/cm2観測されました。その他の花粉の種類は不明です。
明け方まで晴れ、その後曇りが続き、朝の冷え込みは弱く(AM5:00:6.0℃)、日中は北寄りの風が吹き、気温は上らず(8.0℃)、湿度も高く、昨日から一転寒い1日になりました。
元旦から14日までの各日の最高気温の積算値は132.8℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月16日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/15 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.8 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は2.8個/m3/時でした。本日のプレパラートはそこそこの汚れでしたが、測定値は思いの外低く、天気(北風、微風)と少ない交通量の影響と考えられます。
晴れて、朝の冷え込みも弱く(AM7:00:3.0℃)、日中は南寄りの風が吹き、昨日以上に気温が上がり(14.3℃)、暖かな1日でした。
元旦から13日までの各日の最高気温の積算値は118.3℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月18日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想は早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/14 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 5.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は5.4個/m3・時でした。
夜から晴れて、朝の冷え込みはありました(AM7:00:0.5℃)が、日中は気温も上がり(11.0℃)、穏やかな1日でした。
元旦から12日までの各日の最高気温の積算値は105.8℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月19日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。今後、気温が上昇すると開始日の予想は早くなります。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/13 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 5.5 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は5.5個/m3・時でした。本日は日常が平時に戻り、プレパラートの汚れが目立ちました。
夜は曇り空が続き、朝の冷え込みも弱く(AM7:00:2.5℃)、雪にはなりませんでした。朝から晴れましたが日中も気温が上がらず(4.6℃)、昼前から小雨が降りました。元旦から11日までの1日の最高気温の積算値は100.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月18日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/12 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.5 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は2.5個/m3/時でした。本日は関東の平野部でも雪が降る可能性があると予報されていました。しかし、当地は昼前から小雨が降り、近隣の工事は行われていましたがKH-3000の測定値は上がりませんでした。雨は大気を浄化してくれるようです。花粉は観測されませんでした。
令和2年度 東京都花粉症対策検討委員会(第2回)を令和3年1月21日(木)に開催すると東京都福祉保険局健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課から発表がありました。
夜は晴れていましたが朝の冷え込みが続き(AM6:00:0℃)、曇り空が広がり、日中も気温が上がらず(6.5℃)、晴れたり曇ったりの天気でした。
元旦から10日までの各日の最高気温の積算値は93.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月17日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/11 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.7 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は2.7個/m3/時でした。連休でプレパラートが非常に綺麗でした。日本海側に大雪が降り、当地は冷えと乾燥が進んでいて、花粉が飛散する状況にないようです。明日は関東の平野部でも雪が降る可能性があると予報されています。
晴れて朝の冷え込みが続き(AM6:00:-1.0℃)、ますます乾燥が進み、日中も気温が上がらず(6.5℃)より寒さを感じる1日でした。乾燥は鼻の粘膜を破壊し、機能障害を起こします。スギ花粉飛散前に粘膜の障害が起こりますと花粉症症状はより悪化します。ですから、この時期から飛散開始までの乾燥対策は極めて重要です。
元旦から9日までの各日の最高気温の積算値は85.5℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月16日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/10 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.7 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は2.7個/m3/時でした。日本海側に大雪が降り、当地は冷えと乾燥が進んでいて、花粉が飛散する状況にないようです。
昨日午後から晴れ、朝の冷え込みが強く(AM6:00:-0.5℃)、乾燥が進み、日中やや気温が上がり(7.0〜8.0℃)ましたが、大気が乾燥して体感的には寒さを感じる1日でした。
元旦から8日までの各日の最高気温の積算値は77.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月15日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/9 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 4.6 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.6個/m3/時でした。本日は花粉は観測されず、自動計測は日常の値でした。
本日は未明から晴れ、朝の冷え込みが強く(AM6:00:1.0℃)、日本海側の大雪の影響で当地は乾燥が進み、日中もさほど気温が上がらず(6.0℃)、一時曇って寒さを感じる1日でした。
元旦から7日までの各日の最高気温の積算値は70.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月13日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 4.5 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.5個/m3/時でした。本日から緊急事態宣言が発出されましたが、近隣道路の人通りは変わっていないようです。KH3000の測定値は、日常の値に戻りました。
本日も未明から曇りが続き、朝の冷え込みはやや強く(AM7:00:3.5℃)、日中は晴れて強い南風で気温が急上昇し、午後からは風向きが変わり(西寄り)、気温の低下と乾燥が進みました。変化の激しい1日でした。
元旦から6日までの各日の最高気温の積算値は57.9℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月14日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/7 | 0.6 | 0.0 | 0.9 | 19.2 |
本日の測定結果、落下法では強い風の影響でスギ花粉0.6個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.9個/cm2観測されました。その他の花粉は種別不明でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は19.2個/m3/時でした。本日は午前9時から近隣のビル工事によって自動計測値が少々高値を示しました。午前10時頃から日本海側の寒波の影響で南南西の強い風が吹き(13m/s〜20m/s)、測定値と気温(12.9℃)が急上昇しました。
夕方から夜にかけて風向きが変わり(西よりの風)、測定値が減少、空気が急激に乾燥しました(40前後から25〜26%)。風(影響大)、工事(影響中)と交通量(影響小)が測定値に影響を及ぼすことが良く解る一日でした。プレパラートの汚れが非常に強く、昨日にもまして半端でない汚れでした。
1月8日から2月7日まで1都3県(神奈川、千葉、埼玉)に新型コロナ感染症の対策として緊急事態宣言が発出されました。医療機関は各科によって対応が異なるものの大きな影響があることに変わりがないと思われます。コロナ流行時にスギ花粉の飛散が止まることもありません。当然のことながら、春の花粉飛散にしっかりと備える必要があります。
緊急事態宣言の発出を受けて、第77回関東耳鼻咽喉科アレルギー懇話会が中止の運びとなりました。本年春のスギ、ヒノキ花粉飛散予測は東京都花粉症対策委員会の発表を待つことになりました。
未明から曇りが続き、朝の冷え込みはやや弱く(AM7:00:5.5℃)、日中一時晴れるも昼過ぎから再び曇って気温が上がらず(6.5℃)、一日湿っぽい状況でした。 元旦から5日までの各日の最高気温の積算値は51.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 4.8 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.8個/m3/時でした。本日、自動計測値が日中のみ大きく上昇しました。計測時、プレパラートの汚れが目立ちましたので、近隣ビルの建築工事が本格的に始まったための汚れが原因と考えられます。
夜間から朝まで曇り、朝の冷え込みはやや弱く(AM7:00:4.0℃)、日中は晴れて気温が上昇しました(PM3:00:10.8℃)。その後風も弱く、気温も大幅には下がらず、乾燥が続きました。
元旦から3日までの各日の最高気温の積算値は41.1℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(日本気象協会の東京の予測は2月10日)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/5 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 4.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は4.3個/m3/時でした。その他の花粉は種属の判別ができず、不明でした。
自動計測のウィークディの平均値は昨年12月末で5.5個/m3/時でした。本日は、近隣道路の交通量が平時に戻り、近隣ビルの工事も再開し、結果4.3個/m3/時でした。
夜間は曇り、明け方から晴れ、朝の冷え込みはやや弱く)AM7:00:3.0℃)、日中は晴れて気温が上昇しました(PM2:00:10.7℃)。その後風も弱く、気温も大幅には下がらず、乾燥が続きました。 元旦から3日までの各1日の最高気温の積算値は29.7℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/4 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.4 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は2.4個/m3/時でした。プレパラートは本日も大変きれいでした。日常が戻っていないようです。
晴れ、朝の冷え込みが続き(AM7:00:1.5℃)、日中も気温が上昇しませんでした(PM2:00:8.0℃)。夜もそれほど気温が上がらず、大変乾いた三が日でした。
元旦から2日までの各日の最高気温の積算値は21.3℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.5 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は1.5個/m3/時でした。花粉は観測されず、自動計測今シーズン最小でした。 昨年の1月3日はUターンラッシュで人出があったようですが、今年の3日は車も人出もほとんどなく、結果として自動計測値が微小となったようです。
1月の測定数とシーズンの総数の関係(2001年以後)は下表の通りです。
年 度 | ス ギ | ヒ ノ キ | そ の 他 | スギ・ヒノキ
総飛散数 |
2001年 | 1.5 | 0 | 4.5 | 4876.7 |
2002年 | 3.7 | 0 | 12.6 | 5644.9 |
2003年 | 2.1 | 0 | 3.9 | 3964.9 |
2004年 | 0.6 | 0 | 10.1 | 460.7 |
2005年 | 7.3 | 0 | 6.9 | 13948.7 |
2006年 | 0.6 | 0 | 10.3 | 1132.7 |
2007年 | 1.8 | 0 | 11.2 | 1775.7 |
2008年 | 0.6 | 0 | 10.9 | 3599.9 |
2009年 | 0.6 | 0 | 4.9 | 5785.2 |
2010年 | 1.8 | 0 | 7.8 | 1557.7 |
2011年 | 1.5 | 0 | 1.2 | 11549.1 |
2012年 | 0.3 | 0 | 1.8 | 2127.6 |
2013年 | 1.8 | 0 | 6.6 | 7661.8 |
2014年 | 0.6 | 0 | 9.5 | 1993.4 |
2015年 | 1.2 | 0 | 10.4 | 2938.1 |
2016年 | 1.2 | 0 | 2.1 | 4184.6 |
2017年 | 2.7 | 0 | 8.9 | 2570.7 |
2018年 | 4.2 | 0 | 11 | 8057.4 |
2019年 | 3 | 0 | 8.7 | 6199.4 |
2020年 | 3.4 | 0 | 16.2 | 2841.6 |
明確な相関はみられません。
新年を迎えますと「スギ花粉はいつ飛散を始めるのか」という疑問が生じます。飛散開始は、初期療法にも重要です。当地の飛散開始は大凡ですが、元日からの1日の最高気温の積算値440℃前後が当地の飛散開始の目安です。積算値は明日からお知らせいたします。患者様にはその時までに十分な対応(原因の確認、合併症の治療、インフルエンザや乾燥冷気対策など)をお願いいたします。ちなみに元旦の1日の最高気温は10.5℃でした。
スギ花粉飛散開始日(積算400℃到達日)
H23(2011) | 2月22日(2月12日) | |
H24(2012) | 2月26日(2月17日) | |
H25(2013) | 2月14日(2月9日) | |
H26(2014) | 2月3日(2月7日) | |
H27(2015) | 2月11日(2月10日) | |
H28(2016) | 2月14日(2月8日) | |
H29(2017) | 2月16日(2月6日) | |
H30(2018) | 2月10日(2月12日) | |
H31(2019) | 2月12日(2月7日) | |
R2(2020) | 2月5日(2月5日) | |
R3(2021) | ? | |
スギ飛散開始:1個/日以上2日以上連続した時、その初日 |
晴れが続き、元旦ほどではないものの朝の冷え込みは厳しく(AM7:00:1.5℃)、日中も昨日同様に気温が上昇して最高10.0℃でした。夜もそれほど気温が下がらず、思いの外寒さを感じませんでした。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | KH-3000 |
1/2 | 0.3 | 0.0 | 0.3 | 2.3 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は2.3個/m3/時でした。スギ花粉は本年の初観測日となりました。その他の花粉は、マツ科ではないかと思われますが、明確ではありません。
2021年初日は冷え込みましたが快晴でした(AM6:00:0℃)。昼過ぎには南寄りの風が吹き、日中は気温も上がり(PM2:00:10.5℃)、大変穏やかかつ暖かな日中でした。しかし、夜は再び冷え込みました(4.1℃)。
観測結果(個/cm2/日:2021年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
1/1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 1.9 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2、花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は1.9個/m3/時でした。本日は人通り、交通量共に少なく、プレパラートは汚れがなく綺麗でした。昨年の元旦の自動計測値の測定値は2.7個/m3/時でした。
初観測日は年が明けて最初にスギ花粉が鏡検で全視野に1個でも観測された日です。
表:初観測日
年 度 | 初観測日 | 年 度 | 初観測日 |
2020年 | 1月18日 | 2011年 | 1月2日 |
2019年 | 1月5日 | 2010年 | 1月3日 |
2018年 | 1月2日 | 2009年 | 1月21日 |
2017年 | 1月3日 | 2008年 | 1月11日 |
2016年 | 1月19日 | 2007年 | 1月10日 |
2015年 | 1月11日 | 2006年 | 1月22日 |
2014年 | 1月26日 | 2005年 | 1月3日 |
2013年 | 1月2日 | 2004年 | 1月4日 |
2012年 | 1月2日 | 2003年 | 測定せず |
明けましておめでとうございます。当地における花粉観測は、今年で38シーズン目を迎えます。 今年も宜しくお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。
花粉の観測は、1984年から開始しており、例年2月〜4月までの間の、スギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
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2020年4月28日 安心して受診していただけるように、「当院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策」をまとめました。
2020年2月6日 2月5日からスギ花粉の飛散が開始しました。
2020年1月26日 2020年 春の花粉予測について
2019年4月3日 NHK「 ガッテン!『今ツラいあなたに!保存版 新発想の花粉症対策SP』」で、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2019年2月13日 昨日の2月12日に、スギ花粉の飛散が開始されました。
2019年2月4日 NHK「 ニュースウォッチ9」で、スギ花粉の観測や今シーズンの状況について当院が放映されました。
花粉自動計測器KH-3000の試験運用を開始します
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について