「晴れて5月並みの気温が続く」との予報通り晴れ(7日連続)、未明は北寄りの風が吹き(1〜2m/s)、明け方から朝は風が止み(静穏)気温が下がらず(午前6時:9.0℃)、KH3000の測定値は本日も終始2桁を記録しました。警戒警報継続です。
午後の気温は本日も季節外れの22.7℃まで上がり、南風が強く(6〜7m/s)なり、KH-3000の測定値はさらに特に夕方大きく上昇し、昨日を上回りました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/22 277.5 1.5 4.6 66.0

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉277.5個/cm2(極めて多い)、ヒノキ花粉1.5個/cm2、その他はハンノキ0.6個/cm2、シラカンバ0.6個/cm2、オオバヤシャブシ1.5個/cm2、不明1.9個/cm2を合わせて、その他の花粉4.6個/cm2でした。当院のKH-3000の測定値は今シーズン最大の66.0個/m3/時(極めて多い)でした。

日本気象協会の当地(品川区)の本日の予想:「やや多い」、明日23日の予想は「やや多い」です。今後は雨が降り続かない限り、4〜5週間はスギ花粉の飛散が連日となり、気象状況によっては予想を大きく上回る飛散となる可能性が大いにあります。

本日、午後5時のはなこさん(環境省花粉観測システム)の関東の画像は、昨日と比較して、明らかに飛散の数と範囲が拡がっています。

兼子順男先生から保谷市の観測データを連日いただいています。飛散の傾向は当地とほぼ同じです。恐らく、飛来する花粉の発生源は同じと思われます。飛散数の違いは、プレパラートの交換時刻の違い、地形と高速道路(東京環状)の影響と考えられます。

1視野に多数認めるスギ花粉

スギ花粉とオオバヤシャブシ花粉

花粉自動計測器(KH-3000)