日: 2021年2月5日

2021年2月5日-2 花粉情報

引き続き晴れ、朝の冷え込みも変わらず(午前4時:3.5℃)、昼は気温が上がり、日中は晴が続きましたが気温は然程上がらず、夜はやや曇りました。

元旦から4日までの各1日の最高気温の積算値は372.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月10日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月10日:2月2日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/5 0.3 0.0 0.0 3.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.0個/cm2でした。自動計測KH-3000の測定値は、3.5個/m3/時でした。予報では、週末に気温が大きく上がりそうです。スギ花粉が飛散する可能性があります。長時間外出される予定のある方はご注意下さい。

花粉自動計測器(KH-3000)


2021年2月5日-1 花粉情報

飛散開始まであと僅かです。初期療法の基本はできていますか?
体調の維持と鼻の粘膜の保護が重要で、基本となります。対策を実行に移す時期は、花粉飛散予測を参考に実践すると的確に実行できます。

1.花粉症および花粉飛散予測などの情報収集。
2.花粉症の正確な診断(原因抗原と重複抗原の確定)。
3.花粉症治療の障害となる合併症の治療。
4.正しい生活リズム。
5.冬の乾燥した冷気からの鼻粘膜の保護。加湿を目的としたマスクの使用や、寝室に水を置く、洗濯物を干すなど。
6.感染症(上気道炎、インフルエンザ、コロナ等)の予防と治療。
7.飛散期対策の準備。
8.適切な時期に予防的効果が期待できる薬剤を選択、投与。

以上です。是非、参考にして下さい。