日: 2021年2月2日

2021年2月2日-2 花粉情報

未明から朝まで雨、南寄りの風が強く吹き(13〜15m/s)気温が上昇(13〜15℃)しました。昼前には雨が止み、晴れ間が見られ、一時、気温は下がり(6〜8℃)、その後再び上昇しました(PM5:00:14℃)。

夕方から夜に強風が吹き、KH-3000の測定値を押し上げました。寒暖差の激しい1日でした。元旦から1日までの各1日の最高気温の積算値は332.6℃でした(気象庁:東京:日ごとの値から)。この値から単純に計算すると当地の予想される飛散開始日は2月12日となります(東京都花粉症対策検討委員会の区部の予測は2月12〜16日:1月21日発表)。今後、気温が上昇すると開始日の予想はさらに早くなります。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/2 0.0 0.0 0.6 3.2

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉はハンノキ属が0.6個/cm2でした。花粉自動計測器(KH-3000)の測定値は3.2個/m3/時でした。


2021年2月2日-1 花粉情報

昨日、東京都 福祉保健局 健康安全部 環境保健衛生課 調査担当の方から令和3年春 都内各地点の最新の飛散開始予測に関する情報をいただきました。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/info/2021020101.html

 

今後スギ、ヒノキ花粉の飛散が開始しますと当HPだけでなく、花粉飛散情報で、「多い」「非常に多い」などの表現で情報が皆さんの耳に達すると思います。これらの表現の意味がお判りにならないと情報として役立ちません。その為、これらには基準があります。例えば、落下法(ダーラム法)の場合は、日本アレルギー協会が日々のスギ花粉の測定値とスギ花粉症の方々の症状から作成した基準が以下の基準です。

飛散レベル(落下法)

観測花粉数 (個/cm2/日) レベル
10個未満 少ない
10〜30個未満 やや多い
30〜50個未満 多い
50〜100個未満 非常に多い
100個以上 極めて多い

本HPでもスギ花粉の落下法による飛散レベルを表現するときはこの基準に従います。