2023年5月22日-3 花粉情報
未明から曇り空が続き、本日は晴れ間が出ることはありませんでした。気温はむしろ高く、未明から朝は18.5〜19.5℃もあり、北よりから南よりに風向きが変わり、昼過ぎには26.5℃まで上昇、日中は雨が降ることはなく、夜遅くから小雨になりました。
未明から曇り空が続き、本日は晴れ間が出ることはありませんでした。気温はむしろ高く、未明から朝は18.5〜19.5℃もあり、北よりから南よりに風向きが変わり、昼過ぎには26.5℃まで上昇、日中は雨が降ることはなく、夜遅くから小雨になりました。
観測結果 (個/cm2/日: 2023年)
観測日 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブナ科 | カバノキ科 | ニレ科 | マツ型 | その他 | 総計 |
5月22日 | 0.3 | 0.0 | 3.7 | 8.6 | 0.3 | 1.2 | 49.1 | 4.3 | 67.3 |
5月計 | 1.2 | 7.2 | 33.9 | 193.3 | 64.8 | 13.9 | 221.3 | 142.2 | 678.1 |
5月6日以来、16日振りにスギ花粉0.3個/cm2観測されました。本日は、「雨上がりは花粉が飛散する」と言われますが、多くの花粉が観測され、その73%がマツ型の花粉でした。マツ花粉は両脇に浮きがついていて、大きいので、鼻に吸入されにくく、職業性に花粉症が発症することが知られていますが、一般的には花粉症を起こしません。
上表に集計ミスがありましたので、5月18日に測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。
5月下旬になり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。
昨年は6月上旬から落下花粉数が減り始めましたが、今年はすでに減少傾向が認められます。昨年と比較しますと1〜4月の気温が明らかに今年の方が高く、花粉の飛散期が早くなっているようです。
日平均気温
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
令和4年 | 4.9 | 5.2 | 10.9 | 15.3 |
令和5年 | 5.7 | 7.3 | 12.9 | 16.3 |
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。
花粉の観測は、1984年から開始しており、例年2月〜4月までの間の、スギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2023年1月26日 予約制を導入しました。
誠に勝手ながら、1月27日の診療時間を18時30分までとさせて頂きますので、お知らせ申し上げます。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご了承の程を賜りますようお願い申し上げます。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2021年2月7日 NHK「ニュース7」19時〜で、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2020年4月28日 安心して受診していただけるように、「当院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策」をまとめました。
花粉自動計測器KH-3000の試験運用を開始します
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について