日: 2023年5月19日

2023年5月19日-3 花粉情報

未明から昼前まで雨は降ることなく、曇り空が続きました。気温は21.0〜22.0℃と高く、湿度があるためにかなりジメジメした感じでした。昼前から小雨〜弱雨〜雨が降り続き、気温も徐々に下がりました。


2023年5月19日-2 花粉情報

観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、

観測日 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
5月19日 0.0 0.0 0.3 0.6 0.0 0.6 2.5 4.0 8.0
5月計 0.9 7.2 29.6 183.8 64.2 11.5 166.4 137.3 600.9

昼過ぎから半日雨が降りました。上表のその他の花粉には、ヤマモモ0.3個/cm2をふくみます。その他の花粉のほとんどが判別できない花粉でした(私の能力では)。

表に集計ミスがありましたので、昨日(5/18)測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは18日以後の集計データを用いて下さい。


2023年5月19日-1 花粉情報

5月半ばになり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。

本日も曇りのち雨のてんきでしたが、暑さが続きました。ここ数日寒暖差、湿度差の激しい天候が続いています。このまま気温の上昇が続き、梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。この所、飛散花粉も種々認められ、私には判別できない花粉も多々みられます。もし、この時期にアレルギー症状が発現される方がおられますと、原因抗原の特定は極めて困難と思われます。もし、発症しましたら、ぜひ発症時期と発症時どこに折られたか、記憶に留めておいて下さい。