2023年3月25日-3 花粉情報
未明から昼過ぎまで小雨が降り続き、気温は10.5〜13.0℃の範囲で、ほぼ1日変わらず、北風が吹き、寒さを感じる1日でした。
未明から昼過ぎまで小雨が降り続き、気温は10.5〜13.0℃の範囲で、ほぼ1日変わらず、北風が吹き、寒さを感じる1日でした。
観測結果(個/cm2/日: 2023年
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
3/25 | 0.0 | 0.9 | 1.5 | ―― |
3月計 | 5347.2 | 565.0 | 588.6 | ―― |
1〜3月計 | 6479.2 | 582.6 | 640.8 |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2、ヒノキ花粉0.9個/cm2、その他の花粉1.5個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していて終わりが近いようです。22日にスギとヒノキの逆転がおこりました。これからは、ヒノキ花粉に対する注意も必要です。スギ花粉0.0個/cm2は、2月15日以来です。.その他の花粉は、主に、ハンノキ属花粉の飛散が認められます。
3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われますが、スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散はこれからも続きます。 十分にご注意ください。
3月のその他の花粉は、大半がカバノキ科ハンノキ属のハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシでしたが、4月になるとその他の花粉は、数も種類も大幅にふえます。スギ、ヒノキが1、2番でしたが、カバノキ科、ブナ科、ソメイヨシノ、イチョウ、マツ科、クリ科、ニレ科など、多彩な花粉が観測されます。下表は昨年4月の観測数です。
種別 | 観測数(個/cm2) |
ヒノキ | 833.6 |
スギ | 286.8 |
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ) | 213.5 |
ブナ科コナラ属(コナラ、クヌギ)「 | 178.7 |
ソメイヨシノ | 158.5 |
イチョウ | 153.8 |
マツ科 | 149.0 |
ブナ科クリ属 | 80.0 |
ニレ科ケヤキ属 | 49.9 |
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
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2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
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2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について