日: 2023年3月20日

2023年3月20日-3 花粉情報

昨日から晴れが続き、明け方の冷え込みも比較的弱く(午前6時:6.5℃)、昼前には南風にかわって気温が急上昇、午后13時〜15時には18.5℃を記録しました。


2023年3月20日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日: 2023年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/20 49.4 22.8 25.0 ――
3月計 5306.7 468.9 354.6 ――

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉49.4個/cm2、ヒノキ花粉22.8個/cm2、その他の花粉25.0個/cm2でした。スギ花粉の飛散は、徐々に減少していてピークを過ぎたようです。本日は、「雨上がり」2日後でしたが、夕方からやや強くなるも日中は風が弱く、「多い」程度の飛散で済みました。日本気象協会の本日の当地の予測は、「少ない」、でしたが、観測値は49.4個/cm2(多い)でした。明日の予測は、天気は晴れ、品川区のスギ花粉の飛散は「やや多い」です。10日ほど前から、ハンノキ属花粉の飛散が認められ、本日は明らかに飛散が多くなっていました。


2023年3月20日-1 花粉情報

3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくなかったと思われますが、スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散はこれからも続きます。 十分にご注意ください。

連日のTV放送で、天気予報の際に、担当アナウンサーが盛んに、スギ花粉がピークを迎えるので注意するようにと警告していました。全国放送なので、どこかにピークの地域があるかも知れませんが、当地は今月早い時期にピークは過ぎた様に思われます。スギ花粉飛散のピークは地域によって異なります。しかも、思いの外時期に差があります。花粉症で悩んでいる患者の皆さんにとって大変重要なニュースであり、このニュースによって予報が当たらなかったと感じてしまうと、予報の信頼度は大きく低下して、今後の予報の意義が大きく揺らぐことになります。公共の情報発信に関わる方は、情報の信頼性を落とさない様に、慎重に発信してほしいと思ったのは、私だけでしょうか?