2023年3月10日-3 花粉情報
未明から曇り、気温は高く、未明から明け方に既に15.0〜16.0℃あり、朝からやや強い南風が吹き、日中気温が急上昇、午後2時には21.5℃を記録しました。その後も気温が下がらず、あたたかな1日でした。
未明から曇り、気温は高く、未明から明け方に既に15.0〜16.0℃あり、朝からやや強い南風が吹き、日中気温が急上昇、午後2時には21.5℃を記録しました。その後も気温が下がらず、あたたかな1日でした。
観測結果(個/cm2/日:2023年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | 自動 |
3/10 | 197.8 | 17.6 | 14.5 | ―― |
3月計 | 3468.8 | 202.1 | 84.7 | ―― |
本日の測定結果、落下法ではスギ花粉197.8個/cm2、ヒノキ花粉17.6個/cm2、その他の花粉14.5個 /cm2でした。本日、変わりやすい天気でしたので、昨日より少なくなりました。日本気象協会の本日の当地の予測は、「やや多い」、でしたが、観測値は197.8個/cm2(極めて多い) でした。明日の予測は、天気は晴れ、スギ花粉は「やや多い」です。1週間ほど前から、ハンノキ属花粉の飛散が認められ、本日は明らかに飛散が多くなっていました。本日は様々な花粉も観測されました。気温が高かったからでしょうか?その他の花粉の一部としてカウントしています。
3月はスギ花粉がピークを迎えることが多く、今年は2月の飛散数が予想される総数の約14%でした。既に強い症状に見舞われている方も少なくないと思われますが、本当の山場はこれからです。 十分にご注意ください。
3月8〜9日は1日〜2日に次ぐ、スギ花粉の大量飛散(8日:581.2個/cm2、9日:679.9個/cm2)でした。 来院する多くの患者の皆さんが昨年より辛いと訴えています。スギ花粉の飛散終了日は当地では、概 ね4月下旬です。
○最大飛散日と飛散終了日
年度 | スギ飛散終了 | スギ花粉最大飛散日
(飛散数) |
H23(2011) | 5月 4日 | 3月16日(1430.9個/㎠) |
H24(2012) | 4月25日 | 3月7日(286.4個/㎠) |
H25(2013) | 4月13日 | 3月10日(1222.5個/㎠) |
H26(2014) | 4月24日 | 3月21日(209.9個/㎠) |
H27(2015) | 4月20日 | 3月11日(335.8個/㎠) |
H28(2016) | 4月17日 | 3月9日(533.6個/㎠) |
H29(2017) | 4月26日 | 3月7日(158.6個/㎠) |
H30(2018) | 4月26日 | 3月 4日(446.6個/㎠) |
H31(2019) | 5月5日 | 3月22日(540.7個/㎠) |
R2(2020) | 4月6日 | 2月23日(380.9個/㎠) |
R3(2021) | 4月15日 | 2月23日(534.9個/㎠) |
R4(2022) | 4月24日 | 3月16日(654.6個/㎠) |
もうしばらく、吸入防止に努めてください。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について